あ‐が‐ほとけ【吾が仏】
1 自分が信仰する仏。念持仏(ねんじぶつ)。「—顔くらべせよ極楽の面(おもて)おこしは我のみぞせむ」〈仲文集〉 2 自分の信頼し敬っている人や僧に呼びかける語。「—(=横河僧都)京に出で給はばこ...
あさひな【朝比奈】
狂言。閻魔(えんま)王が六道の辻で亡者を待っていると、朝比奈三郎(義秀)が来るが、逆に負かされ、極楽浄土に案内させられる。
あみだ‐ぶつ【阿弥陀仏】
《(梵)Amitābha(無量光仏と訳)Amitāyus(無量寿仏と訳)の音写から》西方浄土の教主。すべての衆生を救おうと48の誓いを立てた仏。浄土宗・浄土真宗では本尊とし、念仏による極楽往生を...
あんにょう‐じょうど【安養浄土】
阿弥陀仏の極楽浄土のこと。往生した者は、心を安んじ、身を養うところからいう。安養世界。安養界。
あんらく‐こく【安楽国】
極楽浄土の別名。この地には苦悩がなく、安穏快楽(あんのんけらく)であるところからいう。安楽浄土。安楽世界。
いみじくも
極楽鳥とはいみじくも名付けたものだ“Bird of paradise” is an exquisite name for the bird.(その言葉は)この事をいみじくも言い表しているThat...
往生
1〔極楽に生まれること〕極楽往生疑いなしThere is no doubt he'll go to heaven.2〔死ぬこと〕彼は102歳で大往生を遂げたHe 「passed away [di...
極楽
〔極楽浄土〕the Land of Happiness, (Buddhist) paradise;〔天国〕heaven;〔至上の幸福〕supreme blissあの屋根裏部屋に比べればここは全く...
ごくらくおうじょう【極楽往生】
極楽往生を遂げるdie a gentle and easy death/go to Paradise
西方
1〔西の方角〕the west2〔極楽〕Paradise; Elysium [ilíʒiəm|ilíz-]
らくえん【楽園】
[共通する意味] ★苦しみのない楽しい場所。[英] paradise[使い分け]【1】「楽園」「パラダイス」は、いやなことが一切なく、非常に楽しい場所をいう。【2】「天国」は、キリスト教で、信者...
てんごく【天国】
[共通する意味] ★苦しみのない楽しい場所。[英] paradise[使い分け]【1】「楽園」「パラダイス」は、いやなことが一切なく、非常に楽しい場所をいう。【2】「天国」は、キリスト教で、信者...
パラダイス
[共通する意味] ★苦しみのない楽しい場所。[英] paradise[使い分け]【1】「楽園」「パラダイス」は、いやなことが一切なく、非常に楽しい場所をいう。【2】「天国」は、キリスト教で、信者...
ごくらく【極楽】
[共通する意味] ★苦しみのない楽しい場所。[英] paradise[使い分け]【1】「楽園」「パラダイス」は、いやなことが一切なく、非常に楽しい場所をいう。【2】「天国」は、キリスト教で、信者...
なんじゅう【難渋】
[共通する意味] ★思うようにならず困ること。[英] to be in difficulties[使い方]〔難渋〕スル▽交渉は難渋している▽ぬかるみに難渋する〔往生〕スル▽道路が渋滞して往生した...
あくにんしょうき【悪人正機】
阿弥陀仏あみだぶつの本願は、罪業ざいごうの深い悪人を救うことにあるとする説。他力を本願とする浄土真宗の親鸞しんらんの思想。▽「正機」は仏の教法を受けて、悟りを得る条件・資質を適切に備えていること。悪人こそが極楽に往生しうる者であるということ。
いおういぎょう【易往易行】
往生が容易で、そのための修行も容易であること。念仏の道をいう。また、浄土門のこと。行いやすい平易な修行で、極楽往生できるという教え。▽「往」は極楽往生すること。「行」は修行すること。浄土宗の他力本願の教え。阿弥陀如来あみだにょらいにすがって、「南無阿弥陀仏なむあみだぶつ」と唱えれば、極楽往生できると説くもの。
いちれんたくしょう【一蓮托生】
よい行いをした者は極楽浄土に往生して、同じ蓮はすの花の上に身を託し生まれ変わること。転じて、事の善悪にかかわらず仲間として行動や運命をともにすること。▽もと仏教語。「托」は、よりどころとする、身をよせる意。「託」とも書く。
えこうほつがん【回向発願】
仏教で、自己の積んだ功徳を他者にも振り向け、極楽往生を念願すること。
おうじょうのそかい【往生素懐】
仏教に帰依し、現世を去って極楽浄土に生まれ変わりたいという平素からの願い。▽「往生」は現世を去って、極楽浄土に生まれ変わること。「素懐」は平素からの思い・願い。
あおしま‐ゆきお【青島幸男】
[1932〜2006]政治家・小説家・俳優。東京の生まれ。放送作家としてテレビの脚本などを手がけ人気を集めた後、タレントとして活躍。昭和43年(1968)には参議院議員となる。「人間万事塞翁が丙...
かきね‐りょうすけ【垣根涼介】
[1966〜 ]小説家。長崎の生まれ。平成12年(2000)「午前三時のルースター」でサントリーミステリー大賞を受賞し小説家デビュー。ミステリー小説を中心に活躍し、「ワイルド・ソウル」で日本推理...
さとみ‐とん【里見弴】
[1888〜1983]小説家。神奈川の生まれ。本名、山内英夫。有島武郎・生馬の弟。「白樺」の創刊に参加。その思想は小説「多情仏心」にまごころ哲学としてまとめられた。文化勲章受章。他に「善心悪心」...
にんしょう【忍性】
[1217〜1303]鎌倉時代の真言律宗の僧。大和の人。字(あざな)は良観。叡尊(えいぞん)・覚盛(かくじょう)に師事。鎌倉に極楽寺を開創。道路・橋梁の建設や貧民救済など社会事業に尽くした。忍性...
ほうじょう‐しげとき【北条重時】
[1198〜1261]鎌倉前期の武将。義時の三男。六波羅探題・連署を歴任して、執権北条時頼を補佐。のち出家。彼の残した「北条重時家訓」は、後世の武家家訓のもととなった。極楽寺殿。