いっ‐ぺん【一偏】
[名・形動ナリ] 1 一方にかたよること。また、そのさま。「—の我執によりて朝恩をもかへり見ず」〈折たく柴の記・下〉 2 気持ちがある物事一つに向かうこと。いちずなさま。「—に思ひ切って鎌倉中に...
イワンのばか【イワンの馬鹿】
《原題、(ロシア)Skazka ob Ivane-durake》レフ=トルストイの創作民話。1885年刊。ロシアの民話を素材に、地主の三人息子のうち、正直で働き者の末弟イワンが、最後には悪魔にも...
インテグリティー【integrity】
1 誠実。正直。完全無欠。 2 コンピューターのシステムやデータの整合性、一貫性、無矛盾性、完全性。
うす‐のろ・い【薄鈍い】
[形]物事に対する反応が普通よりのろい。あまりはきはきしていない。どこか間が抜けている。「—・い奴というものは正直ではありませんか」〈露伴・五重塔〉
うち‐ぬき【打(ち)抜き】
[名] 1 打ち抜くこと。 2 金属板や厚紙などに型を当て、その型どおりに抜くこと。また、その道具。 3 芝居の大道具。樹木や障子など、物の形に作った張り物に絵を描き、舞台の背景などに用いる。...
潔い
frank; open-hearted潔く謝るapologize 「with good grace [gracefully]潔くあきらめようI will give (it) up 「with g...
一遍
1⇒いちど(一度)一遍に質問されても答えられないI can't answer all your questions at once.2〔ひととおり〕通り一遍のあいさつで片付けるわけにはいかないY...
一本
1〔細長い物の一個〕チョーク1本a piece of chalk鉛筆一本a pencilビール一本a bottle of beerこの辺りには木が一本も生えていないNot a single tr...
いっぽんやり【一本槍やり】
彼は科学小説一本やりで名を成したHe rose to fame solely through (writing) science fiction.正直一本やりでは成功はおぼつかないOne can...
生まれながら
生まれながらの正直者a naturally honest person生まれながらの詩人a born poet彼は生まれながらの紳士だ《文》 He is a gentleman to the m...
しょうじき【正直】
[共通する意味] ★うそや偽り、ごまかしのないこと。[英] honesty[使い方]〔正直〕(名・形動)▽母は正直な人だ▽この子はとても正直だ▽正直に白状しなさい▽正直者▽三度目の正直〔真っ正直...
まっしょうじき【真っ正直】
[共通する意味] ★うそや偽り、ごまかしのないこと。[英] honesty[使い方]〔正直〕(名・形動)▽母は正直な人だ▽この子はとても正直だ▽正直に白状しなさい▽正直者▽三度目の正直〔真っ正直...
ぜんりょう【善良】
[共通する意味] ★うそや偽り、ごまかしのないこと。[英] honesty[使い方]〔正直〕(名・形動)▽母は正直な人だ▽この子はとても正直だ▽正直に白状しなさい▽正直者▽三度目の正直〔真っ正直...
ばかしょうじき【馬鹿正直】
[共通する意味] ★うそや偽り、ごまかしのないこと。[英] honesty[使い方]〔正直〕(名・形動)▽母は正直な人だ▽この子はとても正直だ▽正直に白状しなさい▽正直者▽三度目の正直〔真っ正直...
じっちょく【実直】
[共通する意味] ★正直でまじめなこと。[英] honesty; sincerity[使い方]〔謹厳〕(名・形動)▽校長は実に謹厳な方です▽謹厳実直〔実直〕(名・形動)▽実直に働く▽実直な人柄〔...
えきしゃさんゆう【益者三友】
交際してためになる三種の友人のこと。正しいと思うことを直言する正直な人、誠実な人、博識な人のこと。人と付き合うに当たって、友人をどう選ぶかを述べた語。
きんげんじっちょく【謹厳実直】
きわめて慎み深く、まじめで正直なさま。▽「謹厳」は慎み深く厳格なこと。「実直」はまじめで正直なさま。
けんにんしっちょく【堅忍質直】
何事にも我慢強く堪え忍び、飾り気がなくまっすぐな気性をしているさま。また、その性質。▽「堅忍」は意志がきわめて強く、じっと堪え忍ぶこと。我慢強いこと。「質直」は飾り気がなくまっすぐな気性。地味で正直なさま。「質」は質朴、飾り気がないの意。
ごうきちょくりょう【剛毅直諒】
意志が強く、正直で誠実なこと。また、そのさま。
そんしゃさんゆう【損者三友】
交際して損をする三種の友人のこと。うわべだけの不正直な(便辟べんぺき)人、誠実さのない(善柔ぜんじゅう)人、口先だけ達者な(便佞べんねい)人を友とするのは害であるということ。
さいとう‐りょくう【斎藤緑雨】
[1868〜1904]小説家・評論家。三重の生まれ。本名、賢(まさる)。別号、正直正太夫など。仮名垣魯文に師事。鋭い風刺を含む批評で知られた。小説「油地獄」「かくれんぼ」など。
さとう‐いっさい【佐藤一斎】
[1772〜1859]江戸後期の儒学者。江戸の人。名は坦。中井竹山・林述斎に学び、林家の塾長、昌平坂学問所教授を歴任。門人から渡辺崋山・佐久間象山・中村正直らを出した。著「言志録」など。
スマイルズ【Samuel Smiles】
[1812〜1904]英国の著述家。主著「自助論」は、明治時代に「西国立志編」として中村正直により邦訳され、愛読された。
たまかじ‐ぞうこく【玉楮象谷】
[1807〜1869]幕末・明治初期の漆工。讃岐(さぬき)国高松の人。本名、藤川為造。通称、正直・敬造。蒟醤(キンマ)や中国漆器の技術を独自に消化して象谷塗を創始。