あやぶ・む【危ぶむ】
[動マ五(四)]事の成り行きが、悪い結果になるのではないかと不安に思う。あぶないと思う。「交渉の成立を—・む」「卒業が—・まれる」
[動マ下二]あやうくする。苦しめる。「国家を既に—・めんと...
あゆかけ‐ばり【鮎掛け鉤】
鮎の掛け釣り(転がし)に用いるはり。錨(いかり)のような形で、えさはつけずに水中を引き回して鮎をひっかける。
あゆかわ‐ぎすけ【鮎川義介】
⇒あいかわよしすけ
あらあら‐し・い【荒荒しい】
[形][文]あらあら・し[シク] 1 物事のようす、人の行動や気性などが、並外れて激しい。ひどく荒っぽい。非常に乱暴だ。「—・く風が吹きまくった」「—・い声」「—・く席を立つ」 2 手触りがごつ...
あら‐かた【粗方】
[名] 1 全部とまではいかなくても、ほぼそれに近い部分。大部分。「クラスの—が進学希望だ」 2 (副詞的に用いて) ㋐大部分。およそ。「仕事は—かたづいた」 ㋑だいたいの数量をいうときに用い...
あら‐こ【粗籠】
編み目の粗いかご。「まめならむ人ひとりを—に乗せすゑて」〈竹取〉
あら◦ず【非ず】
[連語] 1 そうではない。違う。「さに—◦ず」「それとも言ひ、—◦ずとも口々申せば」〈枕・九〉 2 打ち消す意で応答するときに言う語。いや、なんでもない。「いかにと人々聞こゆれば、—◦ずと言ひ...
あらたえ【荒栲】
筏井嘉一(いかだいかいち)の第1歌集。昭和15年(1940)刊。
あらた・める【改める】
[動マ下一][文]あらた・む[マ下二] 1 新しくする。古いもの、旧来のものを新しいものと入れ替える。「日を—・める」「第一項は次のように—・める」 2 悪い点、不備な点をよいほうへ変える。改善...
あらば‐こそ
[連語] 1 (助詞「も」に付いて)あろうはずはない。まったくない。「遠慮会釈も—、ずかずかと部屋に上がりこんできた」 2 もし…であるなら…であろうが、実際はそうではないから、の意を表す。「天...