出典:gooニュース
歴史的な円安に…日銀 植田総裁“物価高に現時点で大きな影響はない” 円相場は1ドル=156円台まで下落
日本銀行 植田和男 総裁「ここまでの円安が、いまのところ、大きな影響を与えているということではないと判断」Q.(円安の)基調的な物価上昇率への影響は無視できる範囲という認識か?「はい」植田総裁は円安が物価高に無視できない影響があれば、政策変更の判断材料になるとしつつも、今現在進んでいる円安は「大きな影響はない」との認識を示しました。
日銀の植田和男総裁、為替が「物価に無視し得ない影響なら金融政策上の判断材料となる」
日本銀行の植田和男総裁は26日の金融政策決定会合後、記者会見を開いた。外国為替市場で進む円安に関しては、「為替レートの変動は経済、物価に影響を及ぼす重要な要因の1つ。基調的な物価上昇率に無視し得ない影響が発生するということであれば、金融政策上の考慮、あるいは判断材料となる」と指摘した。
日銀・植田総裁 「物価2%に向けて上昇なら金利引き上げ」 25日から金融政策決定会合
【映像】植田総裁のコメント 「(物価上昇率が)2%に向けて上昇していくことになれば、金融緩和の度合いを調整していくことになるかと思いますので、その場合は、短期金利を引き上げていくことになるかと思います」(植田総裁) 34年ぶりの円安が物価を押し上げ続けるなか、植田総裁は「物価・経済見通しやリスクが変化すれば、それも政策の変更になりうると考えている」と述べました
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