しろ‐が・う【代替ふ】
[動ハ下二]《「しろかう」とも》かねに代える。しろなす。「小袖を町へいだし、—・へて」〈伽・唐糸さうし〉
しんせん‐しそう【神仙思想】
古代中国で、人の命の永遠であることを神人や仙人に託して希求した思想。不老不死の仙人・神人の住む海上の異界や山中の異境に楽園を見いだし、多くの神仙たちを信仰し、また、神仙にいたるための実践を求めよ...
じゅ‐え【受衣】
禅宗で、弟子が師から法を受け継いだしるしとして、僧衣を受けて着ること。伝衣(でんえ)。
そう‐ぞ・く【装束く】
[動カ四]《名詞「そうぞく(装束)」の動詞化》 1 装束を身につける。「幼き人、参らまほしげに思ひたれば、—・かせていだし立つ」〈かげろふ・中〉 2 装飾をほどこす。支度する。「唐めいたる船造ら...
ダイレクト‐リクルーティング【direct recruiting】
人材採用において、求職者からの応募を待ち受けるのではなく、企業側が能動的に採用活動をすること。ウェブサイト上に公開された求職者の自己紹介や経歴などから自社に必要な人材を見いだし、直接交渉を行う。...
だ‐きょう【妥協】
[名](スル)対立した事柄について、双方が譲り合って一致点を見いだし、おだやかに解決すること。「—の余地がない」「安易に—する」「—案」
だし‐ぎぬ【出衣】
「いだしぎぬ」に同じ。「下簾(したすだれ)より—出して」〈太平記・二〉
ち‐まよ・う【血迷う】
[動ワ五(ハ四)]のぼせ上がって正常な判断力を失う。逆上して理性を失う。「何を—・ったのか、変なことを言いだした」
天(てん)の濃漿(こんず)
天から授かった美味な飲み物。甘露。ふつう、酒のことをいう。天のこんずい。「—とも言ふべきほどの酒をいだし」〈黄・栄花夢〉
とと‐や【魚屋】
高麗(こうらい)茶碗の一。赤土の上に青茶色の釉(うわぐすり)をかけたもの。名の由来は、堺の商人「ととや」が所持していたからとも、千利休が魚屋の店先で見いだしたからともいう。斗々屋。