おがさわら‐おおこうもり【小笠原大蝙蝠】
オオコウモリ科の哺乳類。体長20〜25センチ。花や果実を食べる。小笠原諸島にのみ分布。天然記念物。
おがさわらかいだい‐かいいき【小笠原海台海域】
小笠原諸島の東方に張り出した海台のある海域。日本が国連に大陸棚延伸を申請し、西部が平成24年(2012)に大陸棚限界委員会に認められた。
おがさわら‐きだん【小笠原気団】
日本の南東の太平洋上に発生する海洋性熱帯気団。夏によく発達して日本付近まで張り出し、暑い晴天をもたらす。
おがさわら‐ぐんとう【小笠原群島】
小笠原諸島の北部に位置する群島。聟島(むこじま)・父島・母島の3列島からなる。
おがさわら‐こうきあつ【小笠原高気圧】
小笠原気団のためにできる温暖高気圧。
おがさわら‐こくりつこうえん【小笠原国立公園】
小笠原諸島のうち聟島(むこじま)・父島・母島の各列島を中心とする国立公園。熱帯植物や海食地形に富む。
おがさわら‐しょとう【小笠原諸島】
東京都のほぼ南南東の太平洋上にある諸島。聟島(むこじま)・父島・母島・硫黄島の各列島と、西之島・沖ノ鳥島・南鳥島などの島々からなる。文禄2年(1593)小笠原貞頼の発見といわれ、明治9年(187...
おがさわら‐そうどう【小笠原騒動】
豊前(ぶぜん)小倉藩小笠原家の御家騒動。藩主忠固(ただかた)の家格引き上げ運動を推進した家老小笠原出雲(いずも)と反対派とが争い、文化12年(1815)藩主・家老が処分された。
おがさわら‐やもり【小笠原守宮】
ヤモリ科の爬虫(はちゅう)類。全長8センチくらいで、尾は扁平。雌だけで単為生殖するため、繁殖力が強い。熱帯アジアから太平洋の諸島、小笠原諸島に分布。
おがさわら‐りゅう【小笠原流】
1 ㋐武家礼式の一派。室町時代、足利義満の臣小笠原長秀が制定。以後、武家の正式の礼法とされた。明治以後、学校教育にも取り入れられ、特に女子の礼式として広く用いられた。 ㋑俗に、堅苦しい礼儀作法の...