かざり‐たち【飾り太刀】
節会(せちえ)・御禊(ごけい)・行幸などのとき、五位以上の官人が束帯につけた儀仗(ぎじょう)用の太刀。鞘(さや)を紫檀(したん)・沈(じん)などで作り、蒔絵(まきえ)や金銀で飾った。かざたち。
かざりたち‐だい【飾り太刀代】
内宴・節会などの盛儀に、飾り太刀の代用とする儀仗の太刀。かざたちだい。
かざり‐た・てる【飾り立てる】
[動タ下一][文]かざりた・つ[タ下二]目立つようにはでに飾る。「羽や花で—・てた帽子」
かざり‐つ・ける【飾り付ける】
[動カ下一][文]かざりつ・く[カ下二]装飾品や商品をそれぞれの場所にうまく配置する。その場所に人目をひくようにきれいに飾る。「ウインドーに商品を—・ける」
カザン【Kazan'/Казань】
ロシア連邦、タタールスタン共和国の首都。ボルガ川中流にある港湾都市。化学・機械工業が盛ん。中世にボルガブルガル人が建設し、15世紀にカザンハン国の首都になった。16世紀にイワン4世に占領され、東...
カザン‐クレムリン
《Kazanskiy Kreml'/Казанский Кремль》タタールスタンの首都カザンにあるクレムリン(城砦)。中世にボルガブルガル人によって最初のクレムリンが建設。15世紀にカザンハ...
かざん‐さいせつぶつ【火山砕屑物】
火山活動で放出された破片状物質の総称。火山灰・火山礫(かざんれき)・軽石・火山弾など。テフラ。火砕物(かさいぶつ)。
カザン‐せいどう【カザン聖堂】
《Kazanskiy sobor/Казанский собор》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグにあるロシア正教会の聖堂。19世紀初め、ロシア正教で最も有名なイコン...
カザン‐の‐せいぼせいどう【カザンの聖母聖堂】
《Sobor Kazanskoy ikonï Bozhiey Materi/Собор Казанской иконы Божией Матери》ロシア連邦の首都モスクワの中心部、赤の広場にあ...
カザン‐ハンこく【カザンハン国】
15世紀、キプチャクハン国から独立し、ボルガ川中流地域を支配したタタール族の王国。首都はカザン。1552年、ロシアのイワン4世に滅ぼされた。