ざり‐がに【蝲蛄】
1 十脚目ザリガニ科の甲殻類。日本特産の淡水産のエビ。体長4センチくらい。一対の大きなはさみをもつ。北海道・東北地方に分布。えびがに。 2 ザリガニ科の甲殻類の総称。肺吸虫の中間宿主になる。 3...
ここの‐かさね【九重ね】
《「九重(きゅうちょう)」を訓読みにした語》宮中。ここのえ。「—の中にては嵐の風も聞かざりき」〈古今・雑体〉
こくりゅう‐かい【黒竜会】
明治34年(1901)内田良平を中心に結成された国家主義団体。大アジア主義をかざし、大陸進出を主張した。昭和21年(1946)解散。
ぎ‐とう【儀刀】
儀式のとき威儀を整えるために佩用(はいよう)する太刀。かざりたち。
きんか‐さん【金華山】
《「きんかざん」とも》宮城県の牡鹿(おしか)半島の東に位置する島。面積約9平方キロメートル、最高地点445メートル。西麓に黄金山(こがねやま)神社がある。沖合は暖流と寒流の交わる好漁場。
きり‐おろ・す【切(り)下ろす/斬(り)下ろす】
[動サ五(四)]上から下へ切る。「ふりかざした刀で、一気に—・す」
きり‐かか・る【切(り)掛(か)る/斬(り)掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 切ろうとして襲いかかる。「刀をかざして敵に—・る」 2 切り始める。また、切りそうになる。「髪を—・ったときに来客がある」
きり‐い・る【切(り)入る/斬(り)入る】
[動ラ五(四)]刀をかざして敵の中に突入する。きりこむ。「唯一人にて敵陣に、—・りしが」〈竜渓・経国美談〉
くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】
大阪府と奈良県との境、生駒山地を越える坂。神武天皇東征の際、兄の五瀬命(いつせのみこと)が負傷したという地。孔舎衙坂(くさかざか)。
きょうくんしょう【教訓抄】
鎌倉時代の雅楽書。10巻。狛近真(こまちかざね)著。天福元年(1233)成立。楽曲の口伝・由来や楽器の奏法を記す。「体源抄」「楽家録」と合わせて三大楽書とよばれる。