カシミア【cashmere】
《「カシミヤ」とも》 1 カシミア山羊の軟毛を用いて綾織りにした、滑らかで光沢のある最高級の毛織物。刺繍(ししゅう)や縫い取りで文様を施し、ショールなどにする。カシミール地方の産。 2 梳毛(そ...
カシミア‐いと【カシミア糸】
1 カシミア山羊の毛を紡いだ糸。 2 高級服地、ショールなどを織るための細い梳毛糸(そもうし)。
カシミア‐やぎ【カシミア山羊】
家畜のヤギの一品種。チベットおよびインドのカシミールの原産。毛は白色のものが多く絹糸状で、高級織物の原料。
かし‐みせ【貸(し)店】
料金を取って貸す店。
かし‐みせ【河岸見世】
江戸、新吉原にあった格式の低い遊女屋。遊郭周囲のお歯黒どぶに沿って、東西の河岸にあったところからいう。小格子(こごうし)。
カシミヤ【cashmere】
⇒カシミア
カシミロン【Cashmilon】
日本で作られたアクリロニトリル系合成繊維。カシミアに似た風合いをもち柔らかく、保温性がある。染色性もよい。商標名。
カシミール【Kashmir】
インド・パキスタン・中国にまたがる山岳地帯。カシミア織を産する。帰属をめぐって主にインドとパキスタンが争っており、1949年の停戦ラインが両国の実効支配地域の境界となっている。 [補説]インド支...
カシミール‐こうか【カシミール効果】
真空中で、ごくわずかな距離で隔てられた二枚の平面金属板に、互いに引き合う力が発生する現象。1948年、オランダの物理学者H=カシミールが提唱。10ナノメートルという、きわめて近距離において、はじ...