出典:gooニュース
「南アジアの火薬庫」カシミールは印パ衝突の原因、中国も一部を支配 核戦争のリスクも
インドとパキスタンの緊張が激化するカシミール地方は「南アジアの火薬庫」と呼ばれ、領有権を主張する両国が衝突を繰り返してきた。過去には3度の戦争や双方の核武装を招くなど根深い対立の火種となっている。中国も一部を実効支配しており、インドと度々衝突するなど、常に紛争リスクを抱えてきた。カシミール地方は印パ中3カ国の国境地帯。
印パ緊張一段激化、カシミールで爆発相次ぐ 米は「双方と連絡」
インド軍は9日遅くに声明を発表し、カシミール地方やパキスタン国境の州からアラビア海沿岸に至るまでインド西部と北西部の広い地域26カ所でドローンが目撃されたと発表した。パキスタンからのコメントは今のところ出ていない。パキスタンは、同国が前日夜にカシミール地方への攻撃を開始したというインドの発表を否定している。
インド・カシミール地方全域で爆発音、パキスタン側は攻撃否定
一方、パキスタンは声明を発表し、インドのパンジャブ州パタンコット、カシミール渓谷のシュリーナガル、ジャイサルメールへの攻撃を否定。これらは「全く根拠がなく、政治的動機によるもので、パキスタンを中傷することを狙った無謀なプロパガンダ活動の一環だ」と述べた。
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