てんか‐にち【天火日】
暦注の一。天に火気が盛んであるという日。屋根ふき・棟上(むねあ)げ・かまど造り・種まきなどを忌む。天火。
どう‐こ【銅壺】
銅または鉄で作った湯沸かし器。かまどの側壁に取り付けたり、長火鉢の灰の中に埋めたりして、火気によって湯が沸くようにしたもの。
タンドリー‐チキン【tandoori chicken】
インド料理の一。ヨーグルトと香辛料に漬け込んだ鶏肉を、タンドールとよぶ壺型(つぼがた)のかまどで焼いたもの。
てつ‐ろ【鉄炉】
1 鉄製の焜炉(こんろ)。鉄製のかまど。 2 鉄製の暖炉。
たみ‐の‐けぶり【民の煙】
民家のかまどから立つ炊事の煙。「国富める—のほど見えて雲まの山にかすむ炭がま」〈拾遺愚草・中〉
とり‐ばい【取(り)灰】
かまどから取り出した灰。また、わらを焼いて作った灰。
たま‐みそ【玉味噌】
ソラマメを煮て麹(こうじ)と塩とをまぜ、団子に丸めて藁苞(わらづと)に包み、炉の上やかまどのそばに1、2年置いて熟成させた味噌。味噌玉。
たみ‐の‐かまど【民の竈】
人民が飯を炊くかまど。庶民の生活。「たかき屋にのぼりて見れば煙立つ—はにぎはひにけり」〈新古今・賀〉
どく‐じん【土公神】
陰陽道(おんようどう)で土をつかさどる神。春は竈(かまど)、夏は門、秋は井戸、冬は庭にあって、その季節にその場所を動かせばたたりがあるとされる。つちのかみ。つちぎみ。どくう。どこう。どこうじん。
なな‐かまど【七竈】
バラ科の落葉高木。山地に自生。葉は長楕円形の小葉が5〜7対つく羽状複葉で、秋に紅葉する。7月ごろ、白色の小花を群生し、実は熟すと赤い。材は燃えにくく、名は七度かまどに入れても燃えないということに...