かま
魚のえらの下の、胸びれのついている部分。脂肪を含み、美味とされる。
かま【釜】
《「かま(窯・竈)」と同語源》 1 飯を炊いたり湯を沸かしたりするための器具。金属製または土製で、鍋よりも深く、腰に鍔(つば)がある。古くは、まろがなえといった。はがま。 2 茶道で、湯を沸かす...
かま【窯/竈】
《「釜」と同語源》 1 (窯)陶磁器・ガラスや炭などを作るときに、素材を高温度で焼いたり溶かしたりするための装置。ふつう耐火煉瓦(れんが)で造る。 2 (竈)かまど。 3 《自分の領分の意から》...
かま【鎌】
1 草などを刈るのに使う道具。鉄製で、三日月形の内側に刃があり、木の柄を直角につけたもの。 2 昔の武器の鎌槍(かまやり)、鎖鎌(くさりがま)のこと。 3 「鎌継(かまつぎ)」の略。 4 紋所の...
かま【囂】
《形容詞「かまし」の語幹か》やかましいこと。うるさいこと。感動詞「あな」とともに用いられる。「あな—。幼き人な腹立てそ」〈源・浮舟〉
かま【罐/缶】
《「釜(かま)」から》「ボイラー」に同じ。「風呂(ふろ)の—」
かま【嘉麻】
福岡県中部にある市。平成18年(2006)3月に山田市・稲築(いなつき)町・碓井(うすい)町・嘉穂町が合併して成立。全域で明治時代以降、炭鉱業が盛んとなり、第二次大戦後に最盛期を迎える。閉山後は...
がま【蒲/香蒲】
《古くは「かま」》ガマ科の多年草。池や沼の岸辺に群生。高さ1〜2メートル。根茎は白く、泥中をはう。葉は線形で厚く、茎より高く伸びる。夏、黄色の雄花が上部に、緑褐色の雌花が下部についた円柱形の花穂...
が‐ま【蝦蟇/蟇】
《古くは「かま」》ヒキガエルの俗称。《季 夏》
かま‐あげ【釜揚(げ)】
「釜揚げ饂飩(うどん)」の略。