つり‐もと【釣(り)元】
開き戸で、蝶番(ちょうつがい)または肘壺(ひじつぼ)の取り付けてある側。
つぼね【局】
1 宮中や貴人の邸宅で、そこに仕える女性の居室として仕切った部屋。また、大きな建物の中を臨時に仕切ってつくった部屋。曹司(ぞうし)。「ある御達の—の前を渡りけるに」〈伊勢・三一〉 2 ㋐1を与え...
つるみ‐さき【鶴御崎】
《「鶴見崎」とも書く》大分県南東部、佐伯(さいき)市東部の鶴見半島東端にある岬。九州最東端に位置し、豊後(ぶんご)水道をはさんで愛媛県の由良岬(ゆらのはな)に相対する。先端には高さ150メートル...
つるあし‐るい【蔓脚類】
甲殻綱蔓脚亜綱の節足動物の総称。すべて海産。フジツボ・エボシガイ・カメノテ・フクロムシなどが含まれ、殻から蔓状の脚を出す。まんきゃくるい。
つま【夫/妻】
《「端(つま)」の意》 1 夫婦や恋人が、互いに相手を呼ぶ称。「吾(あ)はもよ女(め)にしあれば汝(な)を置(き)て男(を)はなし汝を置て—はなし」〈記・上・歌謡〉 2 動物のつがいで、互いの相...
つん‐つん
[副](スル) 1 無愛想にとりすましているさま。「—していてろくに返事もしない」 2 においが強く鼻を刺激するさま。「消毒液のにおいが—する」 3 先端が勢いよく伸びているさま。また、とがった...
つの‐ぐり【角繰り/角髻】
江戸時代、庶民の間で行われた女性の髪形の一。髪をぐるぐると巻き上げ、笄(こうがい)をさしてとめたもの。
つのめ‐だ・つ【角目立つ】
[動タ五(四)]目に角(かど)を立てる。いきりたって対立する。かどだつ。「何かにつけて、たがいに—・った」〈万太郎・末枯〉
つの‐だらい【角盥】
左右に2本ずつ角のような長い柄のついた小さなたらい。多くは漆塗りで、うがい・手洗いなどに用いた。→耳盥(みみだらい)
つぶ‐ぞろい【粒揃い】
1 たくさんの中の粒の大きさや質が、良質でよくそろっていること。また、そのもの。「—の真珠のネックレス」 2 集まった人々の能力や質がそろっていて、見劣りするものがいないこと。「—の選手」