き‐ご【季語】
俳句で、季節と結びついて、その季節を表すと定められている語。連歌・俳諧では、季詞(きことば)、季の詞(ことば)。四季の詞。季題。
きさご【細螺/喜佐古/扁螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。内海の砂泥地に埋もれて群生する。貝殻は低円錐状で、殻径3センチくらい。殻表は青黒色にタイル状模様がある。肉は食用、殻はおはじき・貝細工などに使う。きしゃご。ぜぜがい。《...
き‐しょ【希書/稀書】
なかなか手に入らない珍しい書物。希覯本(きこうぼん)。
き‐じょう【鰭条】
魚類のひれを支える線状の組織。担鰭骨(たんきこつ)から、ひれの外縁に向かって、平行または放射状に出ているもの。ひれすじ。
きず【傷/疵/瑕】
1 切る、打つ、突くなどして、皮膚や筋肉が裂けたり破れたりした部分。「深い—を負う」 2 物の表面の裂け目や、欠けたりした部分。「レンズに—がつく」 3 人の行為・性質・容貌(ようぼう)などや物...
きっ‐けい【吉慶】
めでたいこと。祝うべきこと。
きっ‐こう【亀甲】
1 亀(かめ)の甲。 2 「亀甲形」の略。きこう。 3 紋所の名。亀の甲をかたどったもの。きこう。 4 「亀甲括弧(かっこ)」の略。
きっこう‐でん【乞巧奠】
陰暦7月7日の行事。女子が手芸・裁縫などの上達を祈ったもの。もと中国の行事で、日本でも奈良時代、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機女(たなばたつめ)の伝説や祓(はら)えの行事と結...
きつ【乞】
[常用漢字] [音]キツ(漢) コツ(慣) [訓]こう 物を頼む。ねだる。「乞丐(きっかい・こつがい)・乞食(こつじき)」 [難読]乞食(こじき)・乞巧奠(きっこうでん・きこうでん)
きび・し【厳し】
[形ク] 1 あいているところがなく詰まっている。密である。「歯は白きこと斉(ひと)しく—・くして」〈西大寺本金光明最勝王経平安初期点〉 2 厳格である。容赦がない。「弾正をば霜台といふぞ。—...