ぎ‐おん【祇園】
《「祇樹給孤独園(ぎじゅぎっこどくおん)」の略》中インドの舎衛(しゃえ)国にあった祇陀(ぎだ)太子の林苑。のち、給孤独と称された須達(しゅだつ)長者が買い求めた。祇陀林。給孤独園。給孤園。 ...
ぎ‐おん【擬音】
映画・演劇などで、実際の音に似せて人工的につくり出した音。効果音。サウンドエフェクト。
ぎおん‐え【祇園会】
京都市の祇園社の祭礼。昔は毎年陰暦6月7日から14日まで行われたが、現在は7月17日から24日まで。山鉾(やまぼこ)巡行などがある。夏の疫病よけのご利益があるとされる。祇園御霊会(ごりょうえ)。...
ぎおんかしゅう【祇園歌集】
吉井勇の歌集。大正4年(1915)刊。
ぎおんこうた【祇園小唄】
長田幹彦作詞、佐々紅華作曲による日本の歌謡曲。昭和5年(1930)発表。長田の小説を原作とする映画「祇園小唄絵日傘」の主題歌。
ぎおん‐ご【擬音語】
⇒擬声語(ぎせいご)
ぎおんさいれいしんこうき【祇園祭礼信仰記】
浄瑠璃。時代物。五段。中邑阿契(なかむらあけい)・豊竹応律(とよたけおうりつ)・黒蔵主(こくぞうす)らの合作。宝暦7年(1757)大坂豊竹座初演。「信長一代記」を題材とし、特に四段目の「金閣寺」...
ぎおん‐しゃ【祇園社】
京都市東山区にある八坂神社の旧称。
ぎおん‐しょうじゃ【祇園精舎】
《(梵)Jetavana-vihāraの訳》須達(しゅだつ)長者が、中インドの舎衛城(しゃえじょう)の南にある祇陀(ぎだ)太子の林苑を買い取り、釈迦とその教団のために建てた僧坊。祇陀林寺。
ぎおん‐づくり【祇園造(り)】
京都の八坂神社本殿にみられる建築様式。入母屋(いりもや)造りの母屋の前方に向拝(こうはい)を設け、さらに側面および背面の三方に庇(ひさし)部分を設けたもの。