くさ‐ば【草葉】
草の葉。
くさば‐いろ【草葉色】
⇒草色
くさ‐ばな【草花】
花の咲く草。また、草に咲く花。《季 秋》
くさば‐の‐かげ【草葉の陰】
《草の葉の下の意から》墓の下。あの世。「—から見守る」
くさば‐の‐たま【草葉の玉】
草の葉に置く露。「おきてみば袖のみ濡れていとどしく—の数やまさらむ」〈新古今・恋三〉
くさば‐の‐つゆ【草葉の露】
草の葉に置く露がすぐ消えるところから、人の命などのはかないことのたとえ。「わが思ふ人は—なれやかくれば袖のまづそほつらむ」〈拾遺・恋二〉
くさば‐の‐とこ【草葉の床】
草の葉を敷いて寝床とし、野宿すること。「萌え出づる—や惜しからん焼け野に帰る夕ひばりかな」〈新撰六帖・二〉