こう‐ぞり【髪剃り】
《「かみそり」の音変化》 1 剃刀(かみそり)。「—脇にはさみて持(も)たり」〈落窪・二〉 2 仏門に入る式で、戒師が、出家する人に戒をさずけて髪をそり落とすこと。また、髪をそって仏門に入ること...
けん‐にょ【懸念】
《「けんね(懸念)」の音変化》気がかり。心配。「はったとにらむ顔つきは、—もなげにしらじらし」〈浄・曽根崎〉
こう‐ぎ【抗議】
[名](スル)相手の発言・決定・行為などを不当として、反対の意見・要求を主張すること。「公共料金の値上げに—する」「—集会」
外面(げめん)似菩薩(じぼさつ)内心(ないしん)如夜叉(にょやしゃ)
顔は菩薩のように優しいが、心は夜叉のように険悪で恐ろしいの意。女性が仏道の修行の妨げになることをいった言葉。外面如菩薩(にょぼさつ)内面如夜叉。
こう‐はつ【黄髪】
1 老人の髪の毛。白髪がさらに黄色味をおびた髪。「種々(しょうしょう)たる—の頭を懶(ものう)げに傾けながら」〈芥川・道祖問答〉 2 老人。
けち【結】
1 賭弓(のりゆみ)で勝負を決めること。また、その試合。「右の大殿の弓の—に、上達部、親王達多く集へ給ひて」〈源・花宴〉 2 囲碁の終盤戦で、まだ決まらない目を詰めること。また、その目。駄目。闕...
けにご‐し【牽牛子】
アサガオの別名。けんごし。「うちつ—(=「うちつけ」ト「けにごし」「げに濃し」ヲ掛ケル)とや花の色を見むおく白露のそむるばかりを」〈古今・物名〉
けぶ・る【煙る/烟る】
[動ラ五(四)]《「けむる」の古形》 1 「けむる1」に同じ。「御飯を焚(たい)て居て、余り—・りましたから」〈鉄腸・雪中梅〉 2 「けむる2」に同じ。「裏町は—・るように白い砂けむりをあげて」...
こう‐つう【交通】
[名](スル) 1 人・乗り物などが行き来すること。通行。「—のさまたげになる」「—止め」 2 運輸機関・通信機関により、人・物資などの輸送・移動をすること。「—の要衝」「—の便がよい」「海上—...
ごうりてき‐はいりょ【合理的配慮】
障害のある人が日常生活や社会生活を送る上で妨げとなる社会的障壁を取り除くために、状況に応じて行われる配慮。筆談や読み上げによる意志の疎通、車いすでの移動の手助け、学校・公共施設等のバリアフリー化...