ハウプトマン【Gerhart Hauptmann】
[1862〜1946]ドイツの劇作家・小説家。自然主義作家として出発し、ドイツ近代劇の確立に貢献。のち、ロマン主義的、象徴主義的立場に移行。1912年ノーベル文学賞受賞。戯曲「日の出前」「織工」...
リヒター【Gerhard Richter】
[1932〜]ドイツの画家。ドレスデンの生まれ。1961年、ベルリンの壁建設前に当時西ドイツのデュッセドルフに移住。ポップアートの影響を受け、「資本主義リアリズム」を提唱。新聞や雑誌の写真を拡大...
ゲルバー‐きょう【ゲルバー橋】
桁(けた)とヒンジ(継ぎ目)とからなる構造の橋。連続桁の長所をもち、支点の不同沈下の影響が少ない。東京の両国橋などはこの形式。ドイツのゲルバー(J.G.Gerber)が創案。
ゲル‐ピン
《ゲルは「ゲルト」の略。ピンは「ピンチ」の略とも「貧」のなまりともいう》学生仲間の言葉で、金がないこと。文(もん)なし。
ゲルフ【Guelph】
中世末期のイタリアで、ローマ教皇を支持してギベリン(神聖ローマ皇帝派)と争った党派。教皇党。
ゲルファント【Izrail' Moiseevich Gel'fand】
[1913〜2009]ロシアの数学者。関数解析の先駆者として業績を残したほか、超関数、表現論、確率論などの分野で幅広く活躍。素粒子物理学や量子力学などの物理学にも貢献した。米国ラトガーズ大学客員...
ゲルマニア【(ラテン)Germania】
古代ヨーロッパの地名。東はウィスワ川、西はライン川、南はドナウ川、北はバルト海に囲まれた地域をさし、ゲルマン民族が居住した。 古代ローマの歴史家タキトゥスの著作。全46章。後100年ごろ完成...
ゲルマニウム【(ドイツ)Germanium】
炭素族元素の一。金属と非金属の中間に位置する。単体は青みがかった灰白色のもろい結晶。典型的な半導体で、トランジスター・ダイオードなどに用いられる。元素記号Ge 原子番号32。原子量72.61。
ゲルマニウム‐せいりゅうき【ゲルマニウム整流器】
ゲルマニウムのダイオードを利用した整流器。低電圧の整流に用いる。
ゲルマニウム‐トランジスター【germanium transistor】
ゲルマニウムを素材としたトランジスター。1970年代までの初期のトランジスターにゲルマニウムがよく用いられたが、のちに温度特性がよく、高温にも耐えるシリコントランジスターが主流となった。