こう・す【幸す】
[動サ変]天皇・法皇・上皇が外出する。行幸する。「一人聖体、…諸州に—・し」〈高野本平家・一〇〉
こう・ず【候ず】
[動サ変]《「こうす」とも》貴人のそば近く仕える。伺候する。「詣すべき輩(ともがら)にいたるまで目をすまして—・じける」〈保元・上〉
こう‐すい【公水】
公共の目的に利用される水。公法によって規制される湖沼や河川の水。⇔私水。
こう‐すい【交綏】
[名](スル)両軍が互いに退くこと。「遂に両邦—し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
こう‐すい【江水】
大河の水。特に中国で、揚子江の水。
こう‐すい【幸水】
日本ナシの一品種。病害に強いナシとして作り出されたもので、新水・豊水とともに三水とよばれる。
こう‐すい【香水】
1 《「こうずい」とも》香りのよい水。 2 化粧品の一。種々の香料をアルコール類に溶かした液体。からだや衣類などにつける。《季 夏》「—の香のそこはかとなき嘆き/万太郎」
こう‐すい【降水】
大気中の水蒸気が雨や雪などになって地上に落下する現象。また、その雨や雪。
こう‐すい【硬水】
カルシウムやマグネシウムなどを比較的多量に含んでいる水。ふつう、硬度20度以上をいい、石鹸水(せっけんすい)を加えても泡立たず、洗濯に適さない。煮沸によって軟水になるものを一時硬水、ならないもの...
こう‐すい【鉱水】
1 鉱物質を多く含んでいる水。鉱泉の水。 2 鉱山の坑内や製鉱所などから出る、重金属イオンなど有害な物質を含んだ水。