こうぞ【楮】
《「紙麻(かみそ)」の音変化》クワ科の落葉低木。山野に自生する。葉は卵形で先がとがり、二〜五つに裂けるものもある。春、枝の下部の葉の付け根に雄花を、上部の葉の付け根に雌花をつける。実は赤く熟し、...
こう‐ぞう【行蔵】
進んで世に出て手腕を振るうことと、隠れて世に出ないこと。出処と進退。「—世に於いて軽し」〈太平記・一二〉
こう‐ぞう【香象】
1 密教の灌頂(かんじょう)の際に用いる象の形をした香炉。象炉。 2 香気を発する発情期の象。強大な力をもつとされる。「—の浪を踏んで大海を渡らん勢ひの如く」〈太平記・一四〉
こう‐ぞう【構造】
1 一つのものを作り上げている部分部分の材料の組み合わせ方。また、そのようにして組み合わせてできたもの。仕組み。「家の—」「体の—」「文章の—」「—上の欠陥」 2 物事を成り立たせている各要素の...
こうぞうあんていせいとけいたいけいせい【構造安定性と形態形成】
《(フランス)Stabilité structurelle et morphogénèse》フランスの数学者、トムの著作。1972年刊行。
こうぞう‐いせいたい【構造異性体】
分子式は同じだが、構造式が互いに違う異性体。
こうぞう‐いでんし【構造遺伝子】
たんぱく質の一次構造、すなわちアミノ酸配列を決定する遺伝子。オペロン中の遺伝子群を構成している。
こうぞう‐うんどう【構造運動】
褶曲(しゅうきょく)・断層など、地層・岩石の変形や破壊を引き起こす地殻運動の総称。造構造運動。
こうぞう‐かいかく【構造改革】
1 独占資本主義体制を議会主義の枠内で段階的に変革することによって、根本的な社会改革を実現しようとする考え方。第二次大戦後にイタリア共産党のトリアッティが提起した政治理論。→構造改革論 2 社会...
こうぞうかいかく‐とくべつくいき【構造改革特別区域】
地方公共団体が地域を活性化させる取り組みを行えるようにするため、地域の特性に応じて、国の規制について緩和等の特例措置が適用される区域。小泉純一郎政権が推進した構造改革の一環として平成14年(20...