ごく‐もり【獄守】
牢獄(ろうごく)の番人。「存ずる旨あって、—に乞うて」〈平家・五〉
ごく‐もん【獄門】
1 獄屋の門。牢屋(ろうや)の門。 2 斬罪(ざんざい)に処せられた罪人の首を獄屋の門にさらすこと。江戸時代には刑罰の一つとなり、刑場などにさらした。さらし首。梟首(きょうしゅ)。
ごくもん‐くび【獄門首】
獄門に処せられた者の首。さらし首。
ごくもん‐だい【獄門台】
獄門首をさらす台。
獄門(ごくもん)に懸(か)・ける
さらし首にする。
ごく‐や【獄屋】
罪人を入れておく建物。牢獄(ろうごく)。
ごく‐やす【極安】
[名・形動]値段が非常に安いこと。また、そのさま。「—な(の)品」
こくら
[接尾]《古くは「こぐら」「ごくら」とも》動詞の連用形、まれに名詞などに付いて、競争する意を表す。くらべ。くら。「走り—」「飛び—」
ごく‐らく【極楽】
1 《(梵)Sukhāvatīの訳》仏語。阿弥陀仏の浄土。西方十万億土のかなたにあり、広大無辺にして諸事が円満具足し、苦患(くげん)のない、この上なく安楽な世界。浄土教の理想とする仏の国で、念仏...
ごくらく‐あんようじょうど【極楽安養浄土】
「極楽1」に同じ。