ぎょ【敔】
中国古代の木製楽器の一。伏した虎(とら)のような形で、背に27の刻み目があり、竹のささらでこすって音を出す。奏楽を止める合図用。現代でも、孔子廟(びょう)の雅楽などに使用。
ギリ【Gili】
インドネシア南部、ロンボク島北西岸の沖合に浮かぶ三つの島。ササック人の言葉で「小島」を意味し、ロンボク島に近い東側からギリアイル、ギリメノ、ギリトラワガンが約1キロメートルの間隔で並ぶ。いずれも...
く‐く【区区】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 まちまちで、まとまりがないさま。「巷説—として一定しない」〈嶺雲・明治叛臣伝〉 2 価値が低いさま。取るに足りないさま。「—たる利害のごとき、問題にはならな...
くげ‐え【供花会】
仏に花をささげる儀式。京都六波羅蜜寺で3月に行われた法華八講を結縁供花と称したのに始まり、5月と9月に京都六条長講堂で行われた法会などが著名。
草木(くさき)にも心(こころ)を置(お)く
草木のそよぎを聞いても恐れ心配する。些細(ささい)なことにも気を配る。
くさ‐とり【草取り】
雑草を取り除くこと。また、その人。草むしり。除草。《季 夏》「—の膝敷茣蓙の小ささよ/観崖」
くさ‐の‐と【草の戸】
1 草で屋根をふいた庵(いおり)の木戸。草庵の戸。「卯(う)の花の垣根ばかりは暮れやらで—ささぬ玉川の里」〈夫木・七〉 2 簡素なわび住まい。草庵。「—も住みかはる代ぞ雛(ひな)の家」〈奥の細道〉
クシャン‐ちょう【クシャン朝】
《Kushan》前1世紀後半、大月氏の諸侯の一つ、イラン系のクシャン族が現在のアフガニスタンを中心に建てた王朝。カニシカ王のころが最盛期で、トルキスタンから北および西インドまでを支配した。3世紀...
くち‐いれ【口入れ】
[名](スル) 1 中に立って両者の間を取り持つこと。また、奉公口や縁談などの世話をすること。また、その人。 2 横合いから口出しをすること。「いささか—を申したりけるを、俊頼腹だたしき気色にて...
くち‐うら【口裏/口占】
1 (口裏)言葉や話し方に隠されているもの。また、その人の心の中がうかがえるような、言葉や話し方。「その—から大体のところはわかる」 2 (口占)人の言葉を聞いて吉凶を占うこと。「源氏追討の宣命...