み‐さだめ【見定め】
見定めること。見きわめ。「さっぱり—がつかない」
ちん‐ぷん‐かん【珍紛漢/珍糞漢/陳奮翰】
[名・形動]《「ちんぶんかん」とも》言葉や話がまったく通じず、何が何だか、さっぱりわけのわからないこと。また、そのさま。ちんぷんかんぷん。「難しくてまるで—な講義」 [補説]漢字はすべて当て字。...
たん‐れい【淡麗】
日本酒の口当たりが、さっぱりとしていて癖がないこと。糖度と酸味の低いものにいう。「—辛口」→濃醇(のうじゅん)
さわ‐さわ【爽爽】
[副]《歴史的仮名遣いは「さわさわ」とも》 1 風が木立の葉をそよがせながら、さわやかに吹くさま。「秋風が—(と)吹く」 2 気分がさっぱりしているさま。さわやかに。「御心地、—となりて」〈宇治...
しゃしゃ‐らくらく【洒洒落落】
[ト・タル][文][形動タリ]性質や言動がさっぱりして、物事にこだわらないさま。「—として愛すべく尊ぶべき少女であって見れば」〈二葉亭・浮雲〉
しゃ‐だつ【洒脱】
[名・形動]俗気がなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。「—な人柄」「軽妙—」 [派生]しゃだつさ[名]
しゃ【洒】
[音]シャ(呉) サイ(呉)(漢) [訓]すすぐ そそぐ 〈シャ〉洗ったようにさっぱりしている。「洒脱・洒落(しゃらく)/瀟洒(しょうしゃ)」 〈サイ〉水で洗い清める。すすぐ。そそぐ。「洒掃...
しゃ‐しゃ【洒洒】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 あっさりして、こだわりのないさま。「故意(わざ)と—とした顔つきを扮(よそお)って」〈里見弴・多情仏心〉 2 さっぱりして、こぎれいなさま。「—たる広告画が目...
し‐な・す【為成す/為做す】
[動サ五(四)] 1 ある状態にする。また、こしらえる。「胸に蟠屈(わだかま)りなく淡然(さっぱり)と平日(つね)のごとく—・されては」〈露伴・五重塔〉 「けがらひも一つに—・しためれば」〈かげ...
しゃ‐らく【洒落/灑落】
[名・形動]物事にこだわらず、さっぱりしていること。また、そのさま。洒々落々。「—な人柄」「—でありながら神経質に生れ付いた彼の気合を」〈漱石・明暗〉