うきよ‐え【浮世絵】
江戸時代の風俗、特に遊里・遊女・役者などを描いた絵。江戸の庶民層を基盤に隆盛した。肉筆画と木版画があり、特に版画は菱川師宣(ひしかわもろのぶ)に始まり、鈴木春信らによる多色刷りの錦絵(にしきえ)...
うけ‐しょうぎ【受(け)将棋】
1 遊戯の一。将棋の駒を数人に分配し、中の一人が一つの駒を出して、同じ駒を持っている人がいないときは別の駒を出す。出された駒を他の人が持っていて出したときはその人が次の駒を出し、早く駒を出しきっ...
うざ‐うざ
[副](スル) 1 小さいものが寄り集まってうごめいているさま。うじゃうじゃ。うようよ。「—いる子供等は」〈宮本・貧しき人々の群〉 2 細かい、とるにたりない物がたくさん集まって、うっとうしい感...
うし【大人】
1 学者や師匠を敬っていう語。先生。たいじん。「県居(あがたい)の—(=賀茂真淵)」「与謝野の—(=与謝野鉄幹)」 2 領主、また、主人や貴人の尊称。「瑞歯別皇子(みつはわけのすめみこ)、太子に...
うしゅ‐ふう【有主風】
世阿弥の能楽論で、能の芸を自分のものとして体得しきった境地。また、その現れた形。⇔無主風。
うそ‐や・ぐ
[動ガ四]《「うぞやく」とも》鼻がくすぐったくなる。おかしくて笑いたくなる。「鼻が—・いでをかしきぞ」〈沙石集・四〉
うたがた‐も
[副]《平安時代以後「うたかたも」とも》 1 必ず。きっと。「離れ磯(そ)に立てるむろの木—久しき時を過ぎにけるかも」〈万・三六〇〇〉 2 (打消しや反語の表現を伴って)決して。「天離(あまざか...
うた‐がたり【歌語り】
和歌についての話。歌にまつわる物語。うたものがたり。「又すきずきしき—なども」〈源・賢木〉
疑(うたが)わしきは罰(ばっ)せず
刑事訴訟で、犯罪事実がはっきりと証明されないときは、被告人の利益になるように決定すべきであるという原則。疑わしきは被告人の利益に。
疑(うたが)わしきは被告人(ひこくにん)の利益(りえき)に
「疑わしきは罰せず」に同じ。