こ‐やすみ【小休み】
[名](スル)少しの間休むこと。少憩(しょうけい)。「一時(ひとしきり)—して居た女の楽師が」〈荷風・ふらんす物語〉
こと‐づ・ける【言付ける/託ける】
[動カ下一][文]ことづ・く[カ下二] 1 人に頼んで伝言や品物を取り次いでもらう。「明日来るように—・ける」「手紙を添えて新築祝いを—・ける」 2 かこつける。口実にする。「なやましきに—・け...
こと‐さら【殊更】
[名・形動] 1 考えがあってわざとすること。また、そのさま。故意。「—な仕打ち」「—につらく当たる」 2 格別なさま。「衆議判の時、よろしき由沙汰ありて、後にも—に感じ仰せ下されける由」〈徒...
こころ‐の‐こま【心の駒】
「心の馬」に同じ。「—は日に千度(ちたび)、恋しき方に走り井の」〈浄・蝉丸〉
こしだか‐さざえ【腰高栄螺】
リュウテンサザエ科の巻き貝。殻高約3.5センチ。貝殻はサザエに似るが、小形でとげ状の突起がなく、色は緑褐色・赤褐色など変化に富む。房総以南の暖海沿岸に分布。食用。ごしきさざえ。いろさざえ。
こしだか‐がんがら【腰高雁空/腰高岩螺】
ニシキウズガイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に多い。貝殻は円錐状で、殻高約3.5センチ、象牙色で黒点が散在する。食用。
こしき‐おとし【甑落(と)し】
《「甑」と「腰気(こしき)」とが同音であるところからという》天皇家や公家で、安産のまじないとして、御殿の棟から甑を庭に落とすこと。男子のときは南へ、女子のときは北へ落とすという。
ご‐しゅ【五衆】
1 出家を5種に分けたもの。比丘(びく)・比丘尼(びくに)・式叉摩那(しきしゃまな)・沙弥(しゃみ)・沙弥尼(しゃみに)。 2 ⇒五蘊(ごうん)
ごしき‐ぎ【五色木】
ニシキギの別名。
ご‐しき【五識】
仏語。目・耳・鼻・舌・身の五根によって生じる、色(しき)・声(しょう)・香・味・触(そく)の五つの知覚作用。