しゃく【癪】
[名]胸や腹が急に痙攣(けいれん)を起こして痛むこと。さしこみ。
[名・形動]腹が立つこと。不愉快で、腹立たしいこと。また、そのさま。「いちいち—なことを言う」 [補説]「癪」は国字。
しゃく【石/赤/昔/迹/惜/責】
〈石〉⇒せき 〈赤〉⇒せき 〈昔〉⇒せき 〈迹〉⇒せき 〈惜〉⇒せき 〈責〉⇒せき
しゃく【笏】
束帯着用の際、右手に持つ細長い板。もとは備忘のため笏紙(しゃくし)をはるためのものであったが、のちにはもっぱら威儀を整える具となった。木や象牙で作る。さく。こつ。 [補説]「笏」の字音「コツ」が...
しゃく【綽】
[音]シャク(呉)(漢) [訓]ゆるやか 1 ゆったりとしたさま。「綽綽・綽然・綽約」 2 あからさまでない。婉曲。「綽号・綽名(しゃくめい)」 [難読]綽名(あだな)
しゃく【酌】
酒を杯につぐこと。また、つぐ人。「—をする」「—を呼ぶ」「—する小しゅんを昵(じっ)と視詰(みつ)めて」〈小杉天外・初すがた〉
しゃく【酌】
[常用漢字] [音]シャク(呉)(漢) [訓]くむ 1 酒をつぐ。くむ。「酌婦/対酌・独酌・媒酌・晩酌」 2 先方の意見や事情をくみとる。「酌量/参酌・斟酌(しんしゃく)」
しゃく【釈〔釋〕】
[常用漢字] [音]シャク(呉) [訓]とく とける 1 固まりやしこりがばらばらに解ける。「釈然/稀釈(きしゃく)・氷釈」 2 わかりにくい事柄や文章を解きほぐして述べる。「釈義・釈明/会釈(...
しゃく【錫】
「錫杖(しゃくじょう)」の略。
しゃく【錫】
[人名用漢字] [音]シャク(呉) [訓]すず 1 金属の一。すず。「錫石」 2 僧の杖。「錫杖(しゃくじょう)/挂錫(かしゃく)・巡錫」 [難読]錫蘭(セイロン)
しゃく‐い【借位】
1 奈良・平安時代、位の低い者に一時的に授けられた高位の位階。高貴の人に謁見したり、外国へ派遣されたりする際に行われた。 2 勅許を受けるまでの間、国司がその管内の神社に仮に授けた位階。