すんしゃく‐さぎ【寸借詐欺】
すぐに返すと言って金品を借り、そのまま返さずにだまし取ること。
すん‐しゅう【駿州】
駿河(するが)の異称。
すんしゅうえじり【駿州江尻】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。江尻は現在の静岡市清水区付近。富士山の姿と、強い風に煽(あお)られて旅人たちの懐紙や笠が舞い上がった瞬間を捉えた作品。
すんしゅうおおのしんでん【駿州大野新田】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。大野新田は現在の静岡県富士市南部にあたる。手前に大量の枯れ葦を背にのせた牛と牛追いが...
すんしゅうかたくらちゃえんのふじ【駿州片倉茶園ノ不二】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品。当初企画された36作に追加して摺られた10作のひとつ。駿河国の大規模茶園とそこに働く人々の背後に、雪の多く残る富士山が描かれている。→裏富士
すん‐しょ【寸書】
短い手紙。また、自分の手紙をへりくだっていう語。寸簡。「—を呈する」
すん‐しん【寸心】
ほんの少しの気持ち。自分の気持ちをへりくだっていう語。寸志。
すん‐しん【寸進】
[名](スル)少しだけ進むこと。少しずつ進むこと。「—寸退」
すんしん‐しゃくたい【寸進尺退】
1寸進んで1尺退くこと。得るところが少なく、失うところが多いこと。尺進尋退(せきしんじんたい)。
すん‐じ【寸時】
わずかな時間。寸刻。「—もゆるがせにできない」