しょう【正】
[名] 1 本当であること。「つくろいなき—の処」〈一葉・ゆく雲〉 2 律令制で、諸司の長官。 3 位階を上下に分けたもののうち、上の階級の称。「—一位」⇔従(じゅ)。 4 ふつう、時間や量を...
しょう【生】
[名] 1 いのち。生命。生きていること。「この世に—を受く」「—ある者は必ず死す」 2 なまのもの。特に、現金をいう。「帯ぢゃ名が立つ、—でたもれ」〈浄・歌軍法〉 3 生まれ。素姓。「—が入...
しん‐えい【真影】
実物そっくりに表した絵姿。また、肖像写真。「祖師の—」→御真影(ごしんえい)
真(しん)に迫(せま)・る
表現されたものが現実のようすとそっくりに見える。「—・る映像」
じせんせき【二千石】
狂言。由緒ある二千石の謡をみだりにうたった太郎冠者が、主に討たれようとするが、太刀を振り上げる手つきが先代そっくりだといって主を泣かせて許される。
じつ‐ぶつ【実物】
実際のもの。現物。「—そっくりの模型」
すっくり
[副] 1 「すっく」に同じ。「褄(つま)を合せざまに—と立った」〈鏡花・眉かくしの霊〉 2 ある範囲内のすべてにわたるさま。すっかり。そっくり。「土の面が乾いていた。それから大地が—乾いた」〈...
スライド【slide】
[名](スル) 1 滑ること。滑らせること。 2 ある数量に従ってある数量を増減させること。「賃金を物価に—させる」 3 内容を変えずに全体をそっくりそのままずらすこと。「番組を30分後ろに—さ...
せい‐かっこう【背格好/背恰好】
身長やからだつき。せかっこう。「—がそっくりの人」
そ‐ながら【其ながら】
[連語]《代名詞「そ」+接続助詞「ながら」》そっくりそのままではあるが。「かをる香は—それにあらぬかな花橘は名のみなりけり」〈和泉式部集・下〉