トウバンジャン【豆板醤】
《(中国語)》トウガラシ味噌(みそ)。ソラマメ・トウガラシ・塩を発酵させた辛い味噌で、中国の代表的な調味料。
とにも‐かくにも
[副] 1 それはさておき。いずれにしても。とにかく。「—ここまでこぎつけた」 2 何やかやと。あれこれと。「—そらごと多き世なり」〈徒然・七三〉 [補説]「兎にも角にも」とも当てて書く。
てりてり‐ぼうず【照(り)照(り)坊主】
「照る照る坊主」に同じ。「三日も前から気もそらの—何うぞと待ちし幸いの花日和」〈緑雨・門三味線〉
とりな‐うた【とりな歌】
平仮名を1字1回使って作った、七五調4句の今様歌。「鳥(とり)啼(な)く声(こゑ)す夢(ゆめ)覚(さ)ませ見(み)よ明(あ)け渡(わた)る東(ひんかし)を空色(そらいろ)映(は)えて沖(おき)つ...
とり‐つづ・く【取り続く】
[動カ四] 1 次から次へと続く。引き続く。「—・き追ひ来るものは百種(ももくさ)に迫め寄り来たる」〈万・八〇四〉 2 生計を立てていく。「商売物を小体にして、渡世に—・き」〈浮・歌三味線・一...
ドブニウム【dubnium】
人工放射性元素の一。1970年、米国カリフォルニア大学バークレー研究所のA=ギオルソらが、カリホルニウム249に窒素15を衝突させてその生成を報告した。同年旧ソ連ドゥブナ研究所のグループもアメリ...
鳥居(とりい)を越(こ)・す
《狐が何度も鳥居を飛び越せば稲荷大明神になれるとの俗説から》年功を積み、老獪(ろうかい)になる。「おそらく—・したる帥中間」〈浮・椀久二世〉
てれ‐かくし【照れ隠し】
人前で気恥ずかしい思いをしたとき、人の注意をそらすためにとりつくろうこと。「—に笑う」
て‐じな【手品】
1 巧みな手さばきで、人の目をくらまし、不思議なことをしてみせる芸。奇術。「—の種あかし」 2 人の目を別にそらして人をあざむくための手段や方法のたとえ。マジック。トリック。まやかし。「言葉の—...
たて‐がみ【立(て)髪】
月代(さかやき)をそらずに長く伸ばした髪形。元禄(1688〜1704)ごろ、伊達男たちに好まれた。