ぞう‐ざい【贓罪】
「贓物罪(ぞうぶつざい)」に同じ。→盗品譲受け等罪
ぞうざん‐うんどう【造山運動】
陸上の大山脈や弧状列島の地質構造をつくる地殻変動。プレートの沈み込みや衝突によって、地層の褶曲(しゅうきょく)、断層運動、広域変成作用、マグマの活動、著しい隆起などが起こる。造山作用。
ぞうざん‐たい【造山帯】
造山運動の起こっている地帯、および起こった地帯。ヒマラヤ・アルプスなどの大山脈や弧状列島は新しい造山帯。
ぞう‐し【曹司】
1 宮中や官庁内に設けられた女官・官吏などの部屋。「更衣の—を、ほかに移させ給ひて」〈源・桐壺〉 2 貴族の邸内に部屋を与えられて仕えること。また、その人。「殿の内に年ごろ—して候ひつる人々」〈...
ぞう‐し【増資】
[名](スル)資本金を増加すること。「事業拡張に伴って—する」⇔減資。
ぞう‐し【雑仕】
1 平安時代以後、宮中に仕え、雑役や、行幸・行啓の供などをした下級の女官。雑仕女(ぞうしめ)。 2 院・女院・摂関家その他貴人の邸(やしき)で雑役に従事した女性。雑仕女。 3 鎌倉・室町幕府で、...
ぞう‐し【蔵司】
律令制で後宮十二司の一。神璽(しんじ)、三関(さんかん)の割符、天皇・皇后の衣服などをつかさどった役所。くらづかさ。
ぞう‐し【贈諡】
[名](スル)諡(おくりな)をおくること。また、その諡。
ぞう‐じ【造次】
《古くは「そうし」「ぞうし」とも》とっさの場合。ごく短い時間。「尊い神の道を奉じて—にも顛沛(てんばい)にも神の御恵を感謝せねばなりませぬ」〈魯庵・社会百面相〉
ぞうし‐かん【造士館】
薩摩(さつま)藩の藩校。藩主島津重豪(しまづしげひで)が安永2年(1773)に開設。和学・漢学・筆道の3科を課し、武芸の鍛練も行った。