な・す【済す】
[動サ五(四)] 1 借りた金品を返す。返済する。「借金を—・す」 2 義務を果たす。果たす。税などを完納する。「諸衛の大粮(たいろう)の米を—・さざりければ」〈今昔・二八・五〉
なつ‐の‐だいさんかく【夏の大三角】
《「夏の大三角形」とも》こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブを結んでできる三角形。→冬の大三角
ナコン‐サワン【Nakhon Sawan】
タイ中部の都市。ナコンサワン県の県都。中部と北部を結ぶ交通の要地であり、かつて米やチーク材の集散地として栄えた。チャオプラヤー川の支流ピン川とナーン川の合流点および同国最大の沼地ボラポット湖に近...
ナコン‐パトム【Nakhon Pathom】
タイ中西部の都市。首都バンコクの西約60キロメートルに位置する。周囲を平野に囲まれ、稲作が盛ん。紀元前3世紀、インドシナ半島の中で最も早く仏教が伝来。7世紀から12世紀頃まで、モン族のドバーラバ...
なつ‐じかん【夏時間】
仕事の能率向上を図るために、夏の一定期間を限って、時計を1時間進める制度。日本では、昭和23年(1948)に、4月第1日曜から9月第2土曜まで夏時刻法が公布実施されたが、昭和27年(1952)に...
なつめ【棗】
1 クロウメモドキ科の落葉高木。葉は卵形で、3本の脈が目立ち、互生する。夏、黄緑色の小花をつけ、楕円形の実を結び、暗赤褐色に熟す。実は食用に、また漢方で乾燥させたものを大棗(たいそう)といい、強...
なき‐わ【泣き輪】
《はめるのに泣きたいほど苦労するところから》桶や樽のいちばん底にはめる、たが。「鮎のすし桶—が切れて」〈胆大小心録〉
何(なに)がさて
1 何はともあれ。とにかく。何はさておき。「馬鹿気た様なことを思って見たり、—上機嫌だったのだ」〈梶井・瀬山の話〉 2 もちろん。「『今日は一段の御機嫌でござる』『—、かやうに天下穏やかにして、...
ななつ‐の‐たいざい【七つの大罪】
キリスト教で、人を死に至らしめる七つの欲望。傲慢(ごうまん)・貪欲(どんよく)・邪淫(じゃいん)・憤怒(ふんぬ)・貪食(どんしょく)・嫉妬(しっと)・怠惰(たいだ)。 [補説]作品名別項。→七つの大罪
なに‐か【何か】
[連語] 《代名詞「なに」+助詞「か」》 1 《「か」は副助詞》感覚・願望などの内容がはっきりしない事物をさす。「—がありそうだ」「お茶か—飲みたい」 2 《「か」は係助詞。感動詞的に用いる》...