かじょうるいてん【科条類典】
江戸時代の法律記録集。上巻3冊、下巻7冊。明和4年(1767)成立。幕府が、公事方御定書(くじがたおさだめがき)編纂に関する文書・記録類を類別して編集したもの。
かたおか【片岡】
姓氏の一。 [補説]「片岡」姓の人物片岡健吉(かたおかけんきち)片岡千恵蔵(かたおかちえぞう)片岡鉄兵(かたおかてっぺい)片岡仁左衛門(かたおかにざえもん)
かた‐おとし【片落(と)し】
1 一方だけを落とすこと。 2 一方を不公平に扱うこと。かたおち。「勘八のみお咎(とがめ)が有りましては、—のお調べかと心得ます」〈円朝・菊模様皿山奇談〉
かた‐おや【片親】
1 両親のうちのどちらか一方。「—を失う」⇔二親(ふたおや)。 2 両親のうち一方がいないこと。また、その残っている親。「—に育てられる」
かた‐なり【片生り】
[名・形動ナリ] 1 成長・発達が不十分なこと。また、そのさま。未熟。未完成。かたおい。「むすめ、いとまだ—に」〈源・東屋〉 2 技芸などが未熟なこと。また、そのさま。「御琴の音、まだ—なるとこ...
かた‐もい【片思ひ】
「かたおもい」の音変化。「つれもなくあるらむ人を—にわれは思へば苦しくもあるか」〈万・七一七〉
かち‐じ【徒路/歩路】
歩いて行く旅。「—もまたおそろしかなれど」〈枕・三〇六〉
かてい‐し【家庭紙】
トイレットペーパー・ティッシュペーパー・ペーパータオルなど、家庭で使われる紙。
かてき‐そんじゃ【貨狄尊者】
栃木県佐野市の竜江院にある、オランダの人文学者エラスムスの木像。慶長5年(1600)日本に漂着したオランダ船の船尾飾りであったのを、中国で船の創始者といわれる貨狄になぞらえて呼んだもの。
かとり【縑】
《「かたお(固織)り」の音変化》目を緻密(ちみつ)に固く織った平織りの絹布。かとりぎぬ。「凡そ—、絁(ふとぎぬ)、糸、綿は」〈孝徳紀〉