もの‐かず【物数】
1 品物の数。品数。また、数の多いこと。 2 特に数えたてるに値すること。物の数。「—にも入らない」 3 言葉数。口数。「—にしていふにはあらねど」〈読・八犬伝・四〉
もの‐の‐かず【物の数】
1 (多く打消しの語を伴って用いる)数えたてるほど価値のあるもの。問題にすべきもの。「寒さなど—ではない」「—とも思わない」 2 人や物を順々に数え上げる数。「下﨟(げらふ)は四五百千までこそ—...
もみ‐た・てる【揉み立てる】
[動タ下一][文]もみた・つ[タ下二] 1 激しくもむ。盛んにもみ合う。「御輿(みこし)を—・てる」 2 しきりにうながす。せきたてる。「掛声で十四のおはまに—・てられた」〈左千夫・隣の嫁〉 3...
揉(も)みに揉(も)・む
馬を激しくせめたてる。また、入り乱れて激しく揉み合う。激しく争う。「北の在家まで、—・うでぞ追うたりける」〈太平記・六〉
もよお・す【催す】
[動サ五(四)] 1 人を集めて行事などを行う。開催する。「送別の宴を—・す」 2 そういう気持ちにさせる。かきたてる。さそう。また、物事が起ころうとする兆候を見せる。きざす。「涙を—・す」「あ...
文句(もんく)を付(つ)・ける
苦情を言いたてる。また、言いがかりをつける。「食事がまずいと—・ける」
やいの‐やいの
[副]何回も、また、諸方からせきたてるさま。「—(と)催促する」
[連語]感情を込めて激しく相手に迫るときに用いる語。「合点か—」〈浄・五人兄弟〉
やい‐やい
[感] 1 ぞんざいな呼びかけに発する語。「—、もっと気をつけてものを言え」 2 呼びかけに発する語。「—、むさとそばへな寄りおっそ」〈虎清狂・蟹山伏〉
[副]言いたてたり催促したりするさま...
やく‐とう【薬湯】
1 薬をせんじ出した湯。せんじぐすり。湯薬。 2 薬を入れた入浴用の湯。くすりゆ。「—をたてる」
矢(や)の催促(さいそく)
続けて激しくせきたてること。