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催す（もよおす） の意味・使い方

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

もよお・す〔もよほす〕【催す】
の解説

［動サ五（四）］

  1. １ 人を集めて行事などを行う。開催する。「送別の宴を―・す」

  1. ２ そういう気持ちにさせる。かきたてる。さそう。また、物事が起ころうとする兆候を見せる。きざす。「涙を―・す」「あわれを―・す」「吐きけを―・す」「眠けを―・す」

  1. ３ せきたてる。催促する。

    1. 「煩悩には絶えず―・され」〈倉田・出家とその弟子〉

    2. 「東の院、急ぎ作らすべきよし、―・し仰せ給ふ」〈源・澪標〉

  1. ４ 人を呼び集める。召集する。

    1. 「一門の人々にも触れ申せ。侍ども―・せ」〈平家・二〉

  1. ５ 手はずを整える。準備する。

    1. 「あるべき事どもなど、こちたきまで―・しおかれ」〈増鏡・むら時雨〉

[可能]もよおせる
類語

催す の例文(30)

出典：青空文庫

  • ･･･た後、余興の演芸会を催す事になった。会場は支那の村落に多い、野天･･･ 芥川竜之介「将軍」

  • ･･･そこで、十五日に催す能狂言とか、登城の帰りに客に行くとか云う事は･･･ 芥川竜之介「忠義」

  • ･･･監督も懐旧の情を催すらしく、人のいい微笑を口のはたに浮かべて、「･･･ 有島武郎「親子」

催す の前後の言葉

催す の関連Q&A

出典：教えて！goo

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