だいじょうかん‐ちょう【太政官牒】
太政官から、寺社などの直接の管轄系統外へ下した公文書。太政官印が捺印(なついん)される。官牒。
だいじょうかん‐にっし【太政官日誌】
⇒だじょうかんにっし(太政官日誌)
だいじょうかん‐ふこく【太政官布告】
⇒だじょうかんふこく(太政官布告)
だいじょうかん‐ぷ【太政官符】
太政官から八省・諸国に命令を下した公文書。のち、官宣旨で代用されるようになった。官符。
だいじょうきしんろん【大乗起信論】
インド古代の仏教書。馬鳴(めみょう)作と伝えられるが疑問も多い。成立年未詳。漢訳は梁(りょう)の真諦(しんだい)訳1巻、唐の実叉難陀(じっしゃなんだ)訳2巻がある。大乗仏教の中心思想を理論と実践...
だいじょう‐きゅう【大嘗宮】
大嘗祭を行うために新設される古様の宮殿。柴垣で囲み、悠紀殿(ゆきでん)・主基殿(すきでん)・廻立殿(かいりゅうでん)などを建てる。
だいじょう‐きょう【大乗経】
大乗の教えを説いた経典。般若(はんにゃ)経・法華経・華厳経など。
だいじょうぎしょう【大乗義章】
中国隋代の仏教書。20巻。慧遠(えおん)著。成立年未詳。仏教教理を5部に分け、大乗・小乗にわたって教義を説いたもの。仏教の百科事典的性格をもつ。
だいじょうげんろん【大乗玄論】
中国隋代の仏教書。5巻。吉蔵(きちぞう)著。成立年未詳。三論宗の教理を空観中道の立場で説いた、大乗仏教の概論。大乗玄義。大乗玄。
だいじょう‐さい【大嘗祭】
天皇が即位後初めて行う新嘗(にいなめ)祭。その年の新穀を天皇が天照大神(あまてらすおおみかみ)および天神地祇に供え、自らも食する、一代一度の大祭。祭場を東西2か所に設け、東を悠紀(ゆき)、西を主...