せっ‐かく【折角】
[副] 1 いろいろの困難を排して事をするさま。無理をして。苦労して。わざわざ。「—来てくれたんだから、ゆっくりしていきなさい」「—のみやげを汽車の中に置き忘れた」 2 (「折角の」の形で、体...
せつぞく‐し【接続詞】
品詞の一。自立語で活用がなく、先行する語や文節・文を受けて後続する語や文節・文に言いつづけ、それらのものの関係を示すはたらきをもつ語。順接(だから、したがって)・逆接(しかし、けれども)・累加(...
世話(せわ)がな・い
1 手数がかからない。「—・くてすむ」 2 あきれてどうしようもない。「自分の失敗に自分で怒っているのだから—・い」
せんじつ‐らい【先日来】
このあいだから今までの間。「—続いている寒さ」
そこゆえ‐に【其処故に】
[連語]それゆえに。それだから。「うつせみは物思(ものもひ)繁し—心なぐさに」〈万・四一八九〉
その‐くせ【其の癖】
[接] 1 前述の事柄を受けて、それと相反する事柄を導く。それなのに。それにもかかわらず。「彼は、やせていて、—大飯食らいだ」 2 そのうえ。「わしも仲間の太々講(だいだいこう)で、—講親といふ...
それ‐だから
[接]そうであるから。だから。「難しい仕事だが、—やる気も起こる」
それ‐で
[接] 1 前述の事柄を受けて、それを理由としてあとの事柄を導く場合に用いる。それだから。それゆえ。そういうわけで。「納得できなくて、—また質問したのです」 2 前の事柄を受けて、話題を他に転じ...
それで‐いて
[接]前に述べた事柄とは、似つかわしくない事柄を次に述べる意を表す。それでいながら。それなのに。「腕は半人前、—料金は一人前にとるんだから」
それなれば‐こそ
[接]そうであるからこそ。だからこそ。「君には将来がある。—忠告するのだ」