ふ‐ぜい【風情】
[名] 1 風流・風雅の趣・味わい。情緒。「—のある庭」 2 けはい。ようす。ありさま。「どことなく哀れな—」 3 能楽で、所作。しぐさ。 4 身だしなみ。「人の—とて朝毎に髪結はするも」〈浮...
ふ‐そん【不遜】
[名・形動]へりくだる気持ちがないこと。思いあがっていること。また、そのさま。「—な態度」
ふなわたしむこ【船渡聟】
狂言。船頭が酒樽(さかだる)を持った客を脅し、酒を全部飲んでしまう。帰宅後、家をたずねてきた自分の聟が先刻の客とわかり、船頭はひげを落として対面するが見破られる。
フバル‐とう【フバル島】
《Hvar》クロアチア南部、アドリア海に浮かぶ島。ダルマチア諸島に属す。東西に細長く、約65キロメートルの長さがある。主な町はフバルとスタリグラード。観光保養地、ワインの産地として知られる。20...
フブリ【Hubli】
インド南部、カルナータカ州の都市。北西約20キロメートルのダルワールと双子都市を形成。デカン高原西端に位置し、鉄道、幹線道路の要地。周辺で綿花を産し、鉄・銅製品の製造が盛ん。
フライ‐バイ‐ワイヤ【fly-by-wire】
飛行機の操縦システムを電気的に行うこと。操縦桿(そうじゅうかん)やペダルなどの機械的な動きを、ケーブルや油圧装置を使うことで補助翼や昇降舵に直接伝達する従来の方式に対し、電気信号に変換して操縦シ...
フラメンコ【(スペイン)flamenco】
スペイン南部、アンダルシア地方のジプシー(ロマ)起源の音楽および舞踊。ふつう歌い手とギター奏者一人ずつからなり、踊りは手を打ち足を踏み鳴らす激しい動きが特徴。
フランドルはく‐じょう【フランドル伯城】
《Gravensteen》ベルギー北西部の都市ヘントにある城。レイエ川沿いに位置する。9世紀に築かれた要塞に起源し、12世紀に十字軍に参加したフランドル伯フィリップ=ダルザスにより建造。周囲を濠...
フリヒリアナ【Frigiliana】
スペイン南部、アンダルシア州の町。マラガの東約50キロメートル、アルミハラ山脈南斜面に位置する。16世紀半ば、レコンキスタによってグラナダを追われたイスラム教徒が居住し、現在の旧市街の基礎を築い...
フレデリクヘンドリク‐とう【フレデリクヘンドリク島】
《Pulau Frederik Hendrik》インドネシア東端、イリアンジャヤ(ニューギニア島西部)南岸にあるヨススダルソ島の旧称。