いくた【生田】
姓氏の一。 [補説]「生田」姓の人物生田検校(いくたけんぎょう)生田春月(いくたしゅんげつ)生田長江(いくたちょうこう)生田万(いくたよろず)
い・ける
[動カ下一]《行くことができる意から》 1 相当にうまくできる。「歌だけでなく、踊りも—・ける」 2 相当の量の酒が飲める。「なかなか—・ける口だ」 3 飲食物の味がよく、おいしい。いただける。...
いささ‐か【聊か/些か】
[形動][文][ナリ] 1 数量・程度の少ないさま。ほんの少し。わずか。「—な蓄えはある」「—なりともお役に立ちたい」 2 かりそめであるさま。ついちょっと。「—に思ひて来しを多祜(たこ)の浦...
いささか‐も【聊かも/些かも】
[連語] 1 (あとに打消しの語を伴って)少しも。全く。「—似ていない」「—反省の色が見えない」 2 ちょっとでも。「—人のけはひするところは、ただにも過ぎず」〈とりかへばや・一〉
いささけ‐わざ【聊け業】
わずかなこと。ちょっとしたこと。「なほしもえあらで、—せさす」〈土佐〉
いささめ‐に
[副] 1 かりそめに。ちょっと。「—つけし思ひの煙こそ身をうき雲となりてはてけれ」〈篁物語〉 2 あからさまに。公然と。「鬱悒(いぶせ)く思へど、—告ぐべくもあらざれば」〈読・八犬伝・四〉
いさみ【勇み】
[名・形動] 1 おとこ気に富んで、言語・動作の威勢がよいこと。また、そのような人や、そのさま。「ちょいと—な、銭遣(ぜにづかい)の奇麗な所に岡惚れして」〈木下尚江・良人の自白〉 2 いさむこと...
いさら‐い【いさら井】
水の少ない井。ちょっとした湧き水や、水の流れ。「亡き人の影だに見えずつれなくて心をやれる—の水」〈源・藤裏葉〉
い‐ざかや【居酒屋】
(昔、酒屋の店先で飲む酒を居酒といったことから)店内にテーブル席、小座敷などを用意し、酒と食べ物を出す店。酒は日本酒を主に、ビール・焼酎など。食べ物はつまみ程度からかなり凝った料理まで、店により...
いざよい【十六夜/猶予】
《動詞「いざよう」の連用形から。上代は「いさよい」》 1 (十六夜) ㋐十六夜の月のこと。《季 秋》「—もまだ更科の郡(こほり)かな/芭蕉」 ㋑陰暦16日。また、その夜。 2 (猶予)進もうとし...