つらね【連ね/列ね】
1 中世の猿楽・延年舞の演目の一つで、言葉や歌謡を朗唱するもの。連事(れんじ)。つらねごと。 2 歌舞伎で、主に荒事の主役が、花道などで述べる長ぜりふ。縁語・掛け詞(ことば)を使った音楽的せりふ...
つらね‐うた【連ね歌】
1 しりとりで詠み続ける和歌。前の歌の最後の言葉をとって、次の歌の初めに詠み込むもの。 2 「連歌(れんが)」に同じ。「昔、一条摂政のみもとにて、人々—侍りけるに」〈撰集抄・八〉
つら・ねる【連ねる/列ねる】
[動ナ下一][文]つら・ぬ[ナ下二] 1 1列に、また順番に並べる。「軒を—・ねる家々」「翼を—・ねて飛ぶ」 2 関係者の一人として仲間に入る。その団体の一員として加わる。「名簿に名を—・ねる」...