始(はじ)めちょろちょろ中(なか)ぱっぱ赤子(あかご)泣(な)くとも蓋(ふた)取(と)るな
はじめのうちは火を弱くし、中ごろは火を強め、途中で蓋を取ってはいけない。飯のじょうずな炊き方をいったもの。
ひつ‐よう【必用】
[名・形動]必ず用いなくてはいけないこと。なくてはならないこと。また、そのさま。「学問には文字を知ること—なれども」〈福沢・学問のすゝめ〉
人(ひと)を見(み)たら泥棒(どろぼう)と思(おも)え
人を軽々しく信用してはいけないということ。
腐木(ふぼく)は柱(はしら)と為(な)す可(べ)からず卑人(ひじん)は主(しゅ)と為(な)す可(べ)からず
《「漢書」劉輔伝から》腐った木が柱にはならないように、いつ災いを招くかわからないから、品性の卑しい人を主人としてはいけない。
べから◦ず
[連語]《推量の助動詞「べし」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 (文末に用いて)禁止を表す。…してはいけない。…するな。「展示品に手を触れる—◦ず」「乙若殿も泣く—◦ず。我も泣くまじきなり」...
ほん‐らい【本来】
(副詞的にも用いる) 1 もともとそうであること。元来。「—の目的を考える」「人間は—感情の動物だ」 2 それが当たり前であること。道理であること。「—向こうからあいさつに来るべきだ」 [用法]...
ま‐ちが・う【間違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あるべき状態や結果と異なる。違う。「—・った考え方」「この手紙は住所が—・っている」 2 「間違える1」に同じ。「勘定を—・う」「一人が—・うと全体に影響する」 3 「...
み‐き・れる【見切れる】
[動ラ下一][文]みき・る[ラ下二] 1 本来見えるべきものが隠れて見えなくなる。写真や映像で、フレームに人物などの全体が収まらず、一部が切れている。「この座席からはステージが—・れてしまう」「...
む‐よう【無用】
[名・形動] 1 役に立たないこと。使い道のないこと。また、そのさま。無益。「—な(の)臓器はない」⇔有用。 2 いらないこと。また、そのさま。不要。「ここでは遠慮は—です」「心配御—」「問答—...
目(め)を逸(そ)ら・す
1 別の方向に視線を向ける。 2 直面している事柄を見ないようにする。「現実から—・してはいけない」