ハンニック【Hannig】
スイス南西部、バレー州、ワリスアルプス山中の展望地。標高2350メートル。観光拠点となるサース谷の町、サースフェーの中心部から最も近い。山麓から展望地までゴンドラリフトで結ばれる。
はん‐ドン【半ドン】
《ドンは「ドンタク」の略》勤務が午前中だけであること。また、その日。「今日は—でございますから」〈紅葉・多情多恨〉
冷(ひ)え物(もの)御免(ごめん)
江戸時代、銭湯で湯船に入る際にいうあいさつの言葉。遊女の寝床にはいる際にふざけて言ったりもする。冷え物でござい。「—と、足をさしこめば」〈浮・諸艶大鑑・一〉
ひやい【非愛】
[形動ナリ]「ひあい(非愛)」の音変化。「さてさて、—なことでござったなう」〈伎・幼稚子敵討〉
ひと‐つ【一つ】
[名] 1 数の名。自然数のはじめ。いち。 2 ㋐物などを数えるときの、1個。「りんごを—食べる」「—二つ間違ってもかまわない」「万に—の可能性」 ㋑1杯。器に入った酒・水などにいう。また、少...
ひと‐さかり【一盛り】
1 一時期盛んであること。「—を過ぎた花」 2 若さの盛んな一時期。「なにさ、—はお道楽でございますのさ」〈滑・浮世風呂・二〉
まいらせ‐そうろ・う【参らせ候ふ/進らせ候ふ】
[連語]《動詞「まい(参)らす」の連用形+補助動詞「そうろ(候)う」》 1 さしあげます。「弟子で候ふ刑部房俊秀を—・ふ」〈平家・四〉 2 (「まいらす」が補助動詞の場合)他の動詞の連用形に付い...
ま‐こも【真菰/真薦】
イネ科の多年草。沼地に群生し、高さ約2メートル。葉は長くて幅広い。初秋、上方に雌花穂、下方に雄花穂を円錐状につける。茎・葉でござを編み、種子と若芽は食用。また黒穂菌(くろぼきん)がついて竹の子状...
は‐な
[連語]《係助詞「は」+間投助詞「な」》 1 主題を明示して軽く念を押す意を表す。…はね。「勤めの身—、全盛する程世間が張ってつらいものでごんす」〈浄・大経師〉 2 (文末にあって)軽く念を押す...
やく【厄】
1 わざわい。災難。「—にあう」「—を払う」 2 「厄年(やくどし)」の略。「—が明ける」 3 《一生に一度はこうむる大きな災難である意から》疱瘡(ほうそう)のこと。「お孫さまがお—を遊ばしたさ...