ふくほん‐もんだい【複本問題】
公共の図書館が人気の新刊書を複数冊購入し、利用者に無料で貸し出すことが、書籍販売の妨げとなっているという指摘。 [補説]日本図書館協会と日本書籍出版協会が平成15年(2003)に行った「公立図書...
ふ‐ぐあい【不具合】
[名・形動]状態・調子がよくないこと。また、そのさま。「—な箇所を直す」 [補説]あからさまに「故障・欠陥」というのを嫌って「不具合」ということもある。
ぶきみ‐の‐たに【不気味の谷】
人型ロボットなどの様態があまりにも人間に近いときに、見る者に違和感や嫌悪感を抱かせるとされる現象。 [補説]ロボットの他、CG映像などについても用いられる。単純な機械に対しては抱かれない親近感が...
ふかくていせい‐げんり【不確定性原理】
量子力学における基礎的原理。原子や電子などの世界では、一つの粒子について、位置と運動量、時間とエネルギーのように互いに関係ある物理量を同時に正確に決めることは不可能であること。1927年にハイゼ...
せんしゅう‐らく【千秋楽】
《法要の最後にが奏されるところからという》 1 (「千穐楽」「千穐樂」「千龝樂」とも書く)芝居・相撲などの興行の最後の日。千歳楽。楽日。らく。 [補説]「穐(龝)」は「秋」の異体字。芝居小...
せいじんびょう‐たいじきはっしょうせつ【成人病胎児期発症説】
胎児期の低酸素・低栄養状態が、成長して成人になったときの成人病(生活習慣病)の素因となるという仮説。1986年に英国の医師・疫学者D=バーカーが提唱。のちに、胎児期に限らず、新生児・乳児期におけ...
せんぎょく【顓頊】
中国古代伝説上の帝王。五帝の一。黄帝の孫。重(ちょう)・黎(れい)という神に命じて天地を分離させたという。高陽に国を建てたことから高陽氏ともいう。
かくりつ‐の‐かほうていり【確率の加法定理】
事象Aまたは事象Bが起こる確率P(A∪B)は、Aが起こる確率P(A)とBが起こる確率P(B)の和から、AとBがともに起こる確率P(A∩B)を引いたもので、P(A∪B)=P(A)+P(B)−P(A...
か‐しゃ【火車】
1 仏語。生前悪事を犯した亡者を乗せて地獄に運ぶという、火の燃えている車。また獄卒が呵責(かしゃく)に用いるという火の車。「身を責め砕く—の責め」〈謡・綾鼓〉 2 車輪の形に燃える火。「天よりは...
香(かお)り松茸(まつたけ)味(あじ)湿地(しめじ)
松茸は香りがすぐれているのに対し、しめじは味がすぐれているということ。物事にはそれぞれ長所があるというたとえ。