はな‐みち【花道】
1 歌舞伎劇場の舞台設備の一。観客席を縦に貫いて舞台に至る、俳優の出入りする道。寛文(1661〜1673)ごろ発生し、元文(1736〜1741)ごろ完成した。下手にある常設のものを本花道、上手に...
ば‐な・れる【場慣れる/場馴れる】
[動ラ下一][文]ばな・る[ラ下二]経験をかさねてその場所や物事になれる。「新人とは思えない—・れた態度」
はな・れる【離れる】
[動ラ下一][文]はな・る[ラ下二] 1 くっついているものの一方が動いて別々になる。「足が地を—・れる」「雀が電線から—・れる」 2 あるものとの間に隔たりができる。その位置から遠ざかる。「一...
ハノイ‐の‐とう【ハノイの塔】
中央に穴の空いた複数の円盤が、3本の杭に積み重ねられたパズル。円盤は3枚から10枚ほどで、それぞれ直径が異なり、最初は杭のうち1本に大きい円盤を下にして積み重ねられている。これを他の2本に1枚ず...
ハマース【Hamas】
《「ハマス」とも》パレスチナ占領地で、1987年12月の反イスラエル蜂起(インティファーダ)直後に創設された、イスラム原理主義組織。名称は「イスラム抵抗運動」を意味するアラビア語の頭文字をとった...
ははそ‐はら【柞原】
柞の多く生えている原。和歌では母の意を含むことが多い。「母みまかりて…—散りし別れを思ひ出てけふこのもとはいかがしぐるる」〈新続古今・哀傷〉
ははき‐ぎ【箒木/帚木】
1 ホウキギの別名。《季 夏》 2 信濃(長野県)の園原(そのはら)にあって、遠くからはあるように見え、近づくと消えてしまうという、ほうきに似た伝説上の木。転じて、情があるように見えて実のな...
ね‐こか・す【寝転かす】
[動サ四]《「ねごかす」とも》寝ている人をそのまま放っておく。特に、遊里で客が寝ている間に、遊女がこっそりいなくなる。「僉(みんな)を—・して、髪を結ひに往って知らぬ顔とはずるい、ずるい」〈滑・...
ネガワット【negawatt】
《ネガティブのネガと電力の単位ワットを合わせた造語》使われなかった電力、節電可能な電力の意。米国のエネルギー学者エイモリー=ロビンスが1989年に提唱した概念。節電によって電力の需要量を減らすこ...
とう‐す【東司/登司】
《「す(司)」は唐音》禅寺で、便所の通称。もとは、東序に属する僧の使用する便所の意。東浄(とうちん)。