お‐さき【御先】
1 他人を敬って、その人の「先」をいう語。「—に失礼します」「どうぞ—へ」 2 前途。将来。→御先真っ暗 3 人の手先に使われる者を軽んじていう語。「—に使われる」
お‐みしりおき【御見知り置き】
相手が自分を見知りおくことを、その相手を敬っていう語。初対面のあいさつに使う。「どうぞ—ください」
くだっし【下っし】
《「くださる」の命令形「ください」から転じた「くだせえ」の変化した語》 1 相手に物事を請い求める意の尊敬語。ください。「砂糖を思ふさまぶちこんで、一盃(いっぺえ)—」〈滑・浮世風呂・四〉 2 ...
き‐たん【忌憚】
[名](スル) 1 いみはばかること。きらいいやがること。「友達から—され軽蔑されるような人間」〈谷崎・異端者の悲しみ〉 2 遠慮すること。多く、否定の語を伴って用いられる。「どうぞ—のないご意見を」
き‐づかい【気遣い】
1 あれこれと気をつかうこと。心づかい。「どうぞお—なく」 2 よくないことが起こるおそれ。懸念。「情報が漏れる—はない」
きすけ【喜助】
江戸時代、吉原の遊郭で雑用をした若い者の通称。「これ—、どうぞ裏口へ回してよいやうにしてくれろ」〈洒・客者評判記〉
カー‐ボディーランゲージ【car body language】
ライトを点滅させて 「どうぞお先に」 を表したり、身振りなどで交わす、車を運転中の合図。
しょう‐てい【小弟/少弟】
[名]幼い弟。また、自分の弟をへりくだっていう語。「—をどうぞよろしく」 [代](小弟)一人称の人代名詞。年長者に対して、自分をへりくだっていう語。
すご・す【過ごす】
[動サ五(四)]《「すぐす」の音変化》 1 何かをして時間を費やす。「休日は子供と遊んで—・した」 2 月日を送る。暮らす。「その後は、いかがお—・しですか」 3 そのままの状態にしておく。「お...
むいき‐りき【無意気力】
がむしゃらに出す力。ばかぢから。「どれに下地の—、これはどうぞと引きのくる」〈浄・寿の門松〉