こと‐ば【言葉/詞/辞】
1 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。「友人の—を信じる」 2 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。「日本の—をローマ字で書く」 3 文...
ご‐しんぞう【御新造】
他人の妻の敬称。古くは、武家の妻、のち富裕な町家の妻の敬称。特に新妻や若女房に用いた。ごしんぞ。「吉どん。—さんがもう起きなさいって」〈藤村・桜の実の熟する時〉
ごめん‐あそばせ【御免遊ばせ】
[連語]女性語で、許しを乞うときの言葉。ごめんなさい。→遊ばせ言葉
ご‐らん【御覧】
「見ること」の尊敬語。「—のとおりです」
「御覧なさい」の略。 1 「御覧なさい1」に同じ。「—、あの山を」 2 (動詞の連用形に接続助詞「て」を添えた形に付いて、補助動詞的に用いる)「御覧...
ごらん‐なさい【御覧なさい】
《「ごらんなさる」の命令形》 1 「見なさい」の尊敬語・丁寧語。「お手本を、よく—」 2 自分の予想が当たったときに得意になってその結果をさし示す語。「—、私の忠告したとおりになったでしょう」 ...
さい‐ぼう【尖棒/撮棒/材棒】
《「さきぼう」の音変化》ヒイラギなどで作った災難よけの棒。また、武器として用いる堅木の棒。→鉄尖棒(かなさいぼう)「ただ大きなる—ばかり持ちたる」〈著聞集・一二〉
さしめ
《尊敬の助動詞「さしも」の命令形》軽い敬意を含んだ命令や要求を表す。…なさい。…ください。→しめ「身ひとりはえ行くまいほどに、わごりょも来てくれさしめ」〈虎明狂・乳切木〉 [補説]室町後期に用い...
さしゃん・す
[動サ特活]《サ変動詞「す」の未然形「せ」に尊敬の助動詞「さしゃんす」の付いた「せさしゃんす」の音変化か》「する」の意の、丁寧の意を含んだ尊敬語。なさいます。「どうなりと—・せ」〈浄・大経師〉 ...
さしゃんす
[助動][さしゃんせ(さしゃんしょ)|さしゃんし|さしゃんす|さしゃんす|さしゃんすれ|さしゃんせ]《尊敬の助動詞「さしゃる」の連用形「さしゃり(れ)」に丁寧の助動詞「ます」の付いた「さしゃり(...
させる
[助動][させ|させ|させる|させる|させれ|させろ(させよ・させい)]《古語の助動詞「さす」の下一段化したもの》動詞の上一段・下一段・カ変活用の未然形に付く。 1 使役の意を表す。「子供にすき...