とぶとり‐の【飛ぶ鳥の】
[枕]地名「明日香(あすか)」にかかる。天武天皇の時に、赤い雉の献上を吉兆として朱鳥と改元、明日香にあった大宮を飛鳥(とぶとり)の浄御原(きよみはら)の宮と名づけたところからという。「—明日香の...
トマール【Tomar】
ポルトガル中西部の都市。ナバオン川沿いに位置する。ポルトガル王アフォンソ1世が、イスラム教徒との戦いに貢献したテンプル騎士団に土地を与えたことに起源する。12世紀に建造されたキリスト修道院は、1...
トリム【Trim】
アイルランド東部、ミース州の町。ボイン川沿いに位置する。中世にノルマン人が築いた町で、今もノルマン様式のトリム城が残る。現在の州都はナバンだが、中世以来、同地域の中心地だった。
ドゥケ‐デ‐カシアス【Duque de Caxias】
ブラジル南東部、リオデジャネイロ州の都市。州都リオデジャネイロの北郊に位置し、都市圏の一部を成す。グアナバラ湾の湾奥に石油精製工場が立地し、商工業が盛ん。オスカー=ニーマイヤー設計による市立図書...
ドゥシャンベ【Dushanbe/Душанбе】
タジキスタン共和国の首都。同国西部にある工業都市で、機械・冶金・食品などの工業が盛ん。旧称スタリナバード。人口、行政区82.4万(2017)。
ドラム‐じょう【ドラム城】
《Drum Castle》英国スコットランド北東部、アバディーンシャー州バンコリーの近郊にある城。ロイヤルディーサイドとして知られるディー川沿いに位置する。スコットランド王ロバート1世がアービン...
なかなか‐に【中中に】
[副] 1 中途半端に。なまじっか。「—君に恋ひずは比良の浦の海人(あま)ならましを玉藻刈りつつ」〈万・二七四三〉 2 かえって。むしろ。「—死なば安けむ君が目を見ず久ならばすべなかるべし」〈万...
ながめ‐の‐はま【長目の浜】
鹿児島県、甑(こしき)島列島の上甑島北部にある砂州。長さ約4キロメートル、幅50メートルの浜。砂礫(されき)が波によって水面上に現れた地形で、なまこ池(海水)の北端から貝池(汽水)を間にはさみ、...
なき‐わ・ぶ【泣き侘ぶ】
[動バ上二]わびしがって泣く。思い悩んで泣く。「我のみや世をうぐひすと—・びむ人の心の花と散りなば」〈古今・恋五〉
なご【奈呉/奈古/那古/名児】
大阪市住吉区の住吉大社の西にあった海岸付近の古名。[歌枕]「住吉(すみのえ)の—の浜辺に馬立てて玉拾(ひり)ひしく常忘らえず」〈万・一一五三〉
富山県新湊(しんみなと)市の放生津江(ほうじょ...