かな‐ばし【金箸】
鍛冶(かじ)の際に、焼けた鉄などを挟むための鉄製の器具。かなばさみ。
から‐おし【空押し】
[名](スル)革・厚紙などに、彫刻した金版(かなばん)を熱して強く押し付け、文字や模様を浮き出させる方法。本の装丁などに用いる。
カラク【Karak】
ヨルダン西部の都市。首都アンマンの南約140キロメートル、死海東岸に位置する。古代よりモアブ人の都市が置かれ、アッシリア、ナバテア、古代ローマの支配を経て、イスラム帝国に征服された。12世紀に十...
かり‐くら・す【狩り暮らす】
[動サ四]狩猟をして1日を送る。「—・し織女(たなばたつめ)に宿借らむ天の川原に我はきにけり」〈古今・羇旅〉
かり‐の‐こ【雁の子】
1 ガンやカモなどの水鳥のひなを慈しんでいう語。「鳥座(とぐら)立て飼ひし—巣立ちなば真弓の岡に飛び帰り来(こ)ね」〈万・一八二〉 2 ガンの卵。また広く鳥の卵をいう。「三月(やよひ)晦日方(つ...
かんじょう‐し【管城子】
《韓愈「毛穎(もうえい)伝」から》筆の異称。「作者幸いに間暇を得なば、再び—をやといいれて」〈逍遥・当世書生気質〉
かん‐とう【竿灯】
8月3〜6日の夜、秋田市などで行われる七夕(たなばた)祭りの行事。また、それに用いる、たくさんの提灯(ちょうちん)をつけた竹ざお。肩・額・腰などにのせて練り歩き、その技を競い合う。《季 秋》
ガヤ‐とう【ガヤ島】
《Pulau Gaya》マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州の都市コタキナバルの沖合に浮かぶ島。マヌカン島やサピ島、同島をはじめ大小5島とその周辺海域がトゥンクアブドゥルラーマン国立公園に指定さ...
きし・る【軋る/轢る/輾る】
[動ラ五(四)] 1 堅い物が強くすれ合って音を立てる。きしむ。「雨戸の—・る音」 2 すれ合わんばかりに近づける。「舷(ふなばた)を—・り艫舳(ともへ)を双(なら)べたれば」〈太平記・一六〉 ...
きた・る【来る】
[動ラ五(四)]《「きいた(来至)る」の音変化》 1 やって来る。くる。「米大統領—・る」「冬—・りなば春遠からじ」 2 使いものにならなくなる。古くなっていたむ。古くさくなる。ぼける。「角琴柱...