さんしょく‐し【酸蝕歯】
食物などに含まれる酸により、エナメル質を失った歯。→酸蝕症
しにく‐こう【歯肉溝】
歯の表面のエナメル質と歯肉との間にある溝状の隙間。健康な人で約1〜2ミリの深さがある。これが細菌などに破壊されて広がったものを歯周ポケットという。
さんか‐すず【酸化錫】
錫の酸化物。酸化錫(Ⅱ)(酸化第一錫)SnOは黒色粉末。酸化錫(Ⅳ)(酸化第二錫)SnO2は白色粉末。いずれも水に溶けにくい。天然には錫石として産出し、乳白ガラス・エナメルの製造などに使用。
し‐かん【歯冠】
歯茎よりも上側に、冠状に出ている歯の部分。象牙質をエナメル質が覆っている。
じゅん‐りん【楯鱗】
サメ・エイ類にみられるうろこ。真皮から突出した象牙質をエナメル質が覆い、構造は歯と似る。サメでは密生して鮫肌(さめはだ)となるが、エイでは散在する。
コーヒーカンタータ【(ドイツ)Kaffee-Kantate】
バッハの世俗カンタータ「そっと静かに、おしゃべりはやめて」の通称。1732年頃の作。コーヒーに夢中の娘と、それをたしなめる父親とのやりとりを喜劇風に描いたもの。
スタンド‐ゆ【スタンド油】
重合油の一つ。空気を遮断した状態で乾性油まはた不乾性油を加熱し、重合させた油。印刷用インク、エナメル塗料などに利用される。濃化油。スタンドオイル。
せん‐し【染指】
[名](スル) 1 物に指をつっこんでなめること。 2 物事に着手すること。
すいさんか‐りんさんカルシウム【水酸化燐酸カルシウム】
リン酸カルシウムの一。骨の硬組織、および歯のエナメル質の主成分。ハイドロキシアパタイト。化学式Ca5(PO4)(OH)
しわ‐ぶ・る
[動ラ四]口にくわえてなめる。しゃぶる。「魚の骨—・るまでの老(おい)を見て/芭蕉」〈猿蓑〉