ははき‐ぎ【箒木/帚木】
1 ホウキギの別名。《季 夏》 2 信濃(長野県)の園原(そのはら)にあって、遠くからはあるように見え、近づくと消えてしまうという、ほうきに似た伝説上の木。転じて、情があるように見えて実のな...
は‐も
[連語]《係助詞「は」+係助詞「も」》感動・詠嘆を表す。…はまあ。…だなあ。「高光る我が日の皇子(みこ)の万代(よろづよ)に国知らさまし島の宮—」〈万・一七一〉 [補説]主に奈良・平安時代の和歌...
は‐な
[連語]《係助詞「は」+間投助詞「な」》 1 主題を明示して軽く念を押す意を表す。…はね。「勤めの身—、全盛する程世間が張ってつらいものでごんす」〈浄・大経師〉 2 (文末にあって)軽く念を押す...
はな‐びら【花弁/花片/瓣】
花の、萼(がく)の内側にあって雄しべ・雌しべを保護する小片。ふつう萼より大きくて薄く、葉緑素を含まず、さまざまな色彩をもつものが多い。かべん。
パドック【paddock】
1 厩(うまや)の近くに設けた小さな放牧場。 2 競馬場で、レース前に出走馬を引いて、観客に見せる場所。下見所。 3 自動車レース場で、ピットの背後にあって、車の整備・点検をする所。
はやし【栄し】
そばにあって引き立てるもの。装飾。「我(あ)が角は御笠(みかさ)の—」〈万・三八八五〉
はい‐にゅう【胚乳】
種子の中にあって胚を包み、胚の生長に必要な養分を蓄えて供給する組織。被子植物では重複受精の結果つくられる内乳をさすが、珠心の発達した外乳も含めていうことがある。豆類など無胚乳種子では早くに退化し...
はだかのおうさま【裸の王様】
《原題、(デンマーク)Keiserens nye Klaeder》アンデルセンが1837年に発表した童話。原題は「皇帝の新衣装」の意。衣装にうつつをぬかす王が仕立屋を装った詐欺師(さぎし)...
はっくどく‐すい【八功徳水】
仏語。極楽浄土などにあって、八つの功徳を備えている水。倶舎論(くしゃろん)では、甘・冷・軟・軽・清浄・不臭・飲時不損喉・飲已不傷腸の八徳。はちくどくすい。八徳(はっとく)。
は‐や
[連語]《係助詞「は」+係助詞「や」》 1 疑問の意に感動を添えた意を表す。…かなあ。「島伝(しまづた)ふ足速(あばや)の小舟(をぶね)風守り年—経なむ逢ふとはなしに」〈万・一四〇〇〉 2 (文...