ゆきのじょうへんげ【雪之丞変化】
三上於菟吉の時代小説。昭和9年(1934)から昭和10年(1935)にかけて朝日新聞で連載。衣笠貞之助監督により映画化され、全3部が公開された。
ゆきふじんえず【雪夫人絵図】
舟橋聖一の長編小説。昭和23年(1948)から昭和25年(1950)にかけて雑誌「小説新潮」に連載。溝口健二監督による映画化作品もある。
ゆき‐ぼうし【雪帽子】
1 雪を防ぐため、頭から体の上部にかけてかぶるもの。《季 冬》 2 大きな雪片となって降る雪。ぼたん雪。
ゆき‐まつり【雪祭(り)】
1 長野県下伊那郡阿南町新野(にいの)の伊豆神社で、その年の豊作を祈って正月14日から15日にかけて行われる祭り。田楽や古風な猿楽などが夜を徹して行われる。《季 新年》 2 雪の多い地方で、さま...
ゆ‐ごい【湯鯉】
スズキ目ユゴイ科の魚。河川の中流から汽水域にかけて生息し、全長約25センチ。体は側扁し、目が大きく、銀白色で黒点が散在する。南日本から熱帯にかけて分布。静岡県伊東市の温泉の湧出する浄ノ池が北限と...
ゆ‐ごて【弓籠手】
弓を射るとき、袖が弦(つる)に当たるのを防ぐために、左の手首から肩にかけておおう皮や絹布などで作った筒状の籠手(こて)。手纏(たま)き。射籠手(いごて)。弓射籠手。
ユゼス【Uzès】
フランス南部、ガール県の町。アルゾン川に面し、ニームの北方約25キロメートルに位置する。ユゼス公爵領の城郭都市として発展。11世紀から18世紀にかけて建造されたユゼス公爵の居城やサンテオドリ大聖...
ユソ‐しゅうどういん【ユソ修道院】
《Monasterio de Yuso》スペイン北部、カルデナス川に臨む丘の下に建てられた修道院。6世紀にこの地で修行した聖ミジャンにちなむ。11世紀に創建され、のちに16世紀から18世紀にかけ...
ユッセ‐じょう【ユッセ城】
《Château d'Ussé》フランス中西部、アンドレ‐エ‐ロアール県の村レニユッセにある城。ロアール川と支流アンドレ川の分岐点近くに位置する。11世紀の要塞が15世紀から16世紀にかけて増改...
ユトレヒト‐じょうやく【ユトレヒト条約】
1713年から1715年にかけて、ユトレヒトで締結されたスペイン継承戦争の一連の講和条約。フランス・スペインの合併禁止、フェリペ5世の復位は認められたが、アン女王の英国王位の承認、ジブラルタル・...